松本の朝

September 23 [Fri], 2005, 17:32

今日は松本の市民芸術会館で花の授業。

少し早く着いたので、建物内を探検する。
ほどなく屋上庭園を発見。

素晴らしく広くて、すっごい気持ちいい。
ぐるっと山に囲まれて、空が高くて、街を見渡せる場所。
ようやくこの街にお気に入りの場所が見つかったかも。
少なくともあと一月は毎週くることになるし、もっと見つかるといいなぁ。

芝生の中にパブロ・カザルスの像があった。
私の尊敬する二十世紀最大の芸術家の一人。
いやー、あえてこの銅像が然るべき場所にあるというのは、ものを分かっている。

さすが古い城下町だけに、文化が成熟しているのだ。
街造りの要所々々に落ち着いた美意識がある。

あと全然関係ないけど、朝来る途中で見掛けたエリザベスカラーをつけた犬。
最初後ろ向いているとき何か分からなかった。
しかし妙に可愛いかったので一枚拝撮。

個展へ

September 17 [Sat], 2005, 15:53

友人のariurisouさんの個展があったのでのぞいてきた。

落ち着いた、木造のシックな喫茶店。
本人はいなかったので、こっそり花のアレンジをおいてきた。
午前中、花の勉強会があったのだ。

シロップ入りのミルク珈琲など飲みつつ、
陽がやわらかくなるまで、絵と本を眺めてすごす。
まったりーな午後。

松影に猫の座のあり烏城

September 09 [Fri], 2005, 19:23

花の仕事でしばらくの間、週に二日ほど長野の松本の方へ出向くことになった。
昨日は初日だったので割と早くあがり、せっかくなので市内を歩き回ってみた。
信州蕎麦を食べ、さしあたり他にあてもないので、まずは松本城を目指す。

真っ黒に塗られているので、その別名をカラス城。
思ったよりも小さい。
中も飾りっ気のないただの砦といった趣き。
急勾配のせまい階段を、お爺ちゃんお婆ちゃん達とすれちがう。
眺めはそこそこ。

しまった… せめて神社か骨董廻りにすべきだった。

受付で一緒にもらったチケットで、隣接の博物館に入る。
このスナイドル銃は、ラストサムライの撮影のときに撃ったなぁ
重かったよなぁ… とか
この笠は民兵役のときに被ったなぁ とか
我ながら変な感慨を抱いて博物館を後にする。

そんななか、城の石垣に咲き揺れる、ささやかな白い花。
変わらずに朽ち続ける、人の遺ししもの。
変わり受け継がれる、名もなき小さな生命の営み。

そしてその堀を囲む石垣の横。
松木立ちの根本、ぽっかりと開いた草の間に、その猫がいた。
白く薄汚れ、この上なくくつろいだ老猫。
あるいは城の主よりも主然として。

彼ほど自由で幸福な存在を他に知らない。
本当に価値あるものは遺せないものの中にある。

国宝の下で、猫に教えられる本当の宝。
心地よく澄む秋の風が、柔らかにその毛を撫でていた。

setsunasa lover

September 07 [Wed], 2005, 4:32



あぁ、なんか今夜はせつなひですねー。
眠れないからか。雨のせいか。
胸の奥の方に眠ってる、感情のごった煮みたいなのが浮上してきた感じ。
切なさと淋しさは似ているけれど、別なものの気もする。
切なさはハートで感じるけど、淋しさは皮膚に染み込んで来る。
それが澱のように沈殿して、心の奥に積もっていって、
だんだん心が濁ってくると、泣いて洗い流すのかもしれない。
あるいは、せつなさは心の自浄作用なのだろう。

きらいではないのだ、こういうの。
ぐちゃぐちゃの自分の姿をちゃんと見ている感じで、
それがまたなんだかすごく自然で本当のものに思えるのだ。
それはきっと時々必要なことなのだとも思う。

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