無事着きました

August 31 [Fri], 2012, 16:06

 
とりあえず無事目的地には着きましたー。
今日から早速クラスが始まって楽しんでます。
内容は、自分のワークを補完し、大幅に質を深めることに繋がりそうな気がしています。
たくさん吸収して帰ろうと思います。

持って行った国際使用スマホの扱いがやたら難解で、いろいろ試みたにも拘らず、撮った写真をアップロードすることができません。
一日2時間程しかWI-FI接続の出来る時間がないので、かろうじてメールチェックするくらいしかネット環境に触れる機会がなさそうです。
このスマホで文章を打つストレスが想像以上だったので、SNSもたまに見るだけにとどめます。
この文は、ホストのお家のPCを借りて書いています。
そんなわけでブログの更新はおそらく帰ってからまとめてになるとおもいます。
飛行機で見た成層圏の星空の記事を写真付きで書いたのに、ポメラから移したテキストがエンコードできなくて、文字化けしてブログに載せられなくて残念です。あとのお楽しみに。

事実上、電話もパソコンもほとんど使わない状況は久しぶりなので、しばらくは切り離された環境を楽しみたいと思います。

写真がアップロードできなくて残念ですが、ここはとても綺麗なところです。
外は見渡す限り緑で、木の上に住むカエルが、鳥のような声で一日中鳴き交わしています。
今日は午前中散歩に行き、摘んで来た野生の花だけでアレンジを作りました。
カラフルでダイナミックな植生です。虫も思ったよりはいないので過ごしやすいです。
日本より涼しく、毎日、毎晩雨が降ります。お家で使う水は雨水だけで自給できるようです。

鍵のほとんどないお家です。
中央の大きなワークショップスペースには一面壁がありません。窓の在るべきところにはガラスはないので、一年中心地よい風が家の中を吹き抜けてています。
そこでご飯を食べたり、ワークをしたりしています。
結局寝る時にしか戻ってませんが、個室を頂いたので寝室は快適です。
雨が降った時と夜は冷えるので、上着が必要です。

今回はバックパック一つ分だけの荷物で行ったので、上着はホノルルのトランジットでダウンタウンに降りて古着屋で買いました。帰りも古着屋に寄付して帰るつもりです。
ダウンタウンから帰りのバスの勝手が分からず迷いましたが、なんとか空港までたどり着きました。

そんな小さな冒険があった以外は、今まで快適に過ごしています。
食事は近くの自然食を作っているお友達の方が運んできてくれます。
集中した時間と、良い食事で、身体のリズムが整ってきました。

今朝は近くにいる鶏の声で起こされました。
今ちょうど、隣の敷地の馬が嘶いています。さっき見たら庭に馬が3頭やってきて草を食べていました。
灯りが着いているのはこの部屋だけです。
大部屋の(来て直後にその場にあった花を活けた)チューベローズの甘い香りが漂って、夜の空気を甘く満たしています。
聞こえて来るのは、鳥と蛙と時々降る雨音だけの贅沢な夜です。

それでは明日も早いのでもう寝ます。
おやすみなさい。


ありがとう。









 

ハワイ島に行ってきます

August 16 [Thu], 2012, 20:19


突然ですが、今月末からハワイ島に行ってきます。
エサレンマッサージというボディワークの研修ワークショップです。

今年に入ってハワイはずっと引っかかっていて、いついくんだろうなと思っていたら機会が来ました。
どうせいくなら、何かきっかけがほしいなと思っていたら、いつかやろうと思っていたエサレンマッサージのワークショップがあったので参加してきます。
keikoさんというお友達がハワイ島にいるのでお世話になります。

チャネリングによって得たメッセージによると、ハワイは環太平洋全域をベースとする地球の女性性、ガイア意識と関わりが深く、次のunityの時代のレムリア意識の覚醒に関わる重要な場所だとか。そこのヒナという神様にどうもご縁があるらしく、日本はレムリアの系譜なので、日本の集合意識覚醒にもつながる仕事がなにかあるとかで、ご神事兼ねて行ってきます。
(スピスピした話ですいません。聞き流してください。)

そういった宇宙のお仕事の他に、自分の原点を見つめて、整えなおして来ようと思います。
行こうと思っていると行けるものですね。
僕はもともとボディワーカーとしてこの仕事を始めたので、原点である体に帰ることを学びなおしてきます。

エサレンマッサージは極めて瞑想的で、深く美しいオイルマッサージです。
身体を通して、その存在の全てを包括し、心身魂の全てをケアすることのできる可能性をもっていると感じています。
その創始メンバーであるヴィッキー先生が、カリフォルニアから来て、少人数クラスで教わることができる機会はとても貴重なので、今回とても楽しみです。
日本に帰ってきたら、ボディメニューが増えると思います。お楽しみに。

ワークショップのその後は少し時間を余分にとっているので、神ながらの旅を楽しもうと思います。
8/28〜9/13まで行っている予定です。


今回は旅に備えて、世界中何処でも使える国際携帯電話(初スマホ)を購入したので、向こうでも個人セッションを受け付けられます。
滞在先にはWi-Fi環境があるそうなので、webメール、スカイプはフリーでできます。

従ってセッションはスカイプによるカウンセリング、エネルギーワークによるサポートが中心になります。
メールまたは、メールフォームよりお問い合わせいただければ、日時やスカイプID等をご連絡させていただきます。

ハワイと日本との時差は、19時間です。
計算式は『ハワイ時間 = 日本時間 - 19』です。5時間足して1日引けばOKです。
実際的に自由になるのは夜が多いかと思いますので、セッションを行う場合は日本時間の夕方くらいになると思います。

ハワイからの土地のエネルギーを利用した一斉遠隔ヒーリング等も考えているので、余裕があれば告知します。よろしくおねがいします。


もろもろ動き出して、8月も慌しく過ぎそうです。
お盆を越えたので、全体的にも膠着していたものが解けて動き出しそうな気配を感じています。
あと10日余りの間に、イベント、ワークショップが6本と個人セッション数本、何人かに会いに行く予定がぎっしりです。
さーて、楽しんで参ります。


ありがとう。



エサレンマッサージがどういうものなのか、何でハワイなのかは以下のリンクをご参考ください。
今回のホストであるkeikoさんのブログです。

ハワイ島でヒーリング!
潮の満ち引きと波の音〜エサレンマッサージWS
なぜ、ハワイ島でエサレンのワークショップなのか?


ちなみに今月のイベント・ワークショップ情報!
チャネリングCafe等、イベント目白押し! ぜひご確認ください。

 





 

波乗り宇宙論

August 16 [Thu], 2012, 17:28


先日、野見山文宏さんという方のお話を聞いてきた。
以前知り合って、一度ゆっくりお話したいなと思っていた方だ。

感じてわかる!セラピストのための解剖生理」という分かりやすい本を書いている。
普段は伊豆で自然農やサーフィンをしながら、解剖学の講座や鍼灸やボディワークの個人セッション等をしている方。

野見山さんの話の中で、いくつかインスピレーションをもらった。
お話の内容は、なぜその生き方をするようになったのかという、前半の自伝的な部分と、その自然に沿った生き方の中で学んだ智慧のシェアだった。
そのマスタリーマインド(達人の意識)の考え方について、感じたことを忘れないうちに書いておく。

結論から言えばお話の概要は、農も身体もサーフィンも、自然を扱うということ。
そしてその自然、宇宙は制御できない。
だから自然に沿わせて自らを研ぎ澄ましているしかないということ。

マスタリーマインドとは抗わないこと。
言い換えればそれは、コントロールしないで生まれる何かを意識的に扱う心の保ち方。
つまりマスターの意識の本質とは、プレゼンスであるということ。

伝説的なサーファー、ジェリー・ロペスが波に乗るとき、彼は全てと調和して、まるで波の上で瞑想しているようだと表現された。(写真↑)
そしてそれはおそらく正しい。

極められた全てのスポーツはそうだが、サーフィンは特に瞑想的な行為だ。
そこにはプレゼンス(今、ここという体験)が不可欠だ。

プレゼンスの代表的な兆候である、サイレンス(静寂感)、スティルネス(静止感)、ノーマインド(無思考)、ノータイム(無時間)、ノーシングネス(空)は、アスリートのいう「ゾーンに入る」という状態に似ている。
プレゼンスは瞑想を極めた時、あるいは仏陀のいう悟りの状態とも言えるが、それは全てと一体であるという感覚を伴うという。

自他の区別がなく、宇宙と自分がすべて繋がり、一体であるということ。
そしてそのとき完全な調和がもたらされる。
それこそがマスタリーマインド(マスターの意識)だ。

例えるなら、海は宇宙そのものだ。
平面的な水面の下に、海は巨大なエネルギーとポテンシャル(可能性)を含んでいる。

そのエネルギーが実際に水面に作用するとき、波として実体化する。
海にポテンシャルとして潜在していたエネルギーが、リアリティを持って、目に見える形に実現化する。

そしてその波が、最もエネルギーを持つのは波の一番上、波頭の部分。
ここがエネルギーが最も強力に現実化するポイントだ。
宇宙に潜在する巨大なエネルギーが、現実化し続けている一点。
優れたサーファー、マスターはこれを捉える。

だが波のエッジである、エネルギーポイントに至るまでは、サーファーは当然自らの力で漕がなければならない。
これは努力なしに全てが実現するわけではないということ。
その宇宙の最高の力を捉えるためには、常に意識を研ぎ澄ませ、自らを自然に沿わせて準備していなければならない。

しかし一度、そのエネルギーポイントを捉え、波に乗ったならば、マスターは全てを手放す。
我やコントロールを持ったまま、自然に向き合うことはできない。エゴを前に波に立てば、自然の力に容易にひっくり返される。
その自然のエネルギーポイントを捉え、そこにあり続ける力こそがプレゼンスであり、宇宙の力に乗り続ける大いなる秘密だ。

それは瞑想と呼ばれ、無為自然と呼ばれ、マスタリーマインドと呼ばれる。

「コントロールしないで生まれる調和を意識的に扱う」
これは一生かかって探求するに値する最高の遊びだ。

なるほど、地球は神の遊び場で、神は私達を通して自らを体験する。
よいテーマを頂いた。感謝です。


ありがとう。







 

流星群とUFO

August 16 [Thu], 2012, 14:19


さーて、書くべきことがいろいろたまってきています。
おかげさまでこの「りゅー日記」も、数日内に10万PVを迎えそうです。
(PV[Page View]とは - ブログアクセス数。1PVはブログが1ページ表示されること)
こんな文章が10万回も読まれたのだと思うと、すごい数字だなと思います。
これからも気を引き締めて、アウトプットしていこうと思います。


〜・〜・〜・〜・〜・〜


立秋を越え、空気が少しずつ澄んで、夜には秋の気配が交じり始めた。
先日はペルセウス座の流星群だったので、河原に観に行ってみた。

毎年、花火やら天体観測やらのイベントをやるのに、今年は直前まですっかり忘れていて、当日動けた内輪の友人だけでひっそりと行った。

夏の夜が好きだ。
全ての季節の中で一番好きかもしれない。

「河原で寝袋敷いて流星観てるよー」という誘いを受けて、あれこれ準備して出かける。
ブルーシートと蚊取り線香は必須。今年は一度もやっていなかったので、コンビニで一番小さな花火を二つ買った。
近所の河原に着くと、すでに何組かの観測者達が、あちこちに点在している。
大学生くらいの子達のはしゃぐ声が近くに聞こえた。

もっとも、こちらのメンタリティーも子供みたいなものなので、とりあえず持ってきた花火を残らずぶちまける。
プロペラが付いた飛び上がる花火を全部一気に着火したら、勢い余って頭にぶつかった。少し焦げた。
残りの手持ち花火で光文字を描こうと踊ったら、思いのほか難しくて面白い。
花火ってのは、たくさんやらなくてもいいのだなと認識を改めた。
少しだけ、思いっきりやった方が密度が濃くて楽しい。

シートに寝転がって見上げていると、静けさが降りてくる。
見えるのは遠くの街の灯と下弦の月。聞こえるのは虫の音だけ。
天の川や昴を久しぶりに見た。空は昔見たままの星空。
いくつか大きな流星が飛んだ。夜空に痕を描いて、強く輝いて消える流れ星。

そういえば、「流星の音」という話をかつて聞いたことがあった。
八ヶ岳の天文台に毎年通っていた学生の頃、その天文台の館長が教えてくれたのだ。

耳を澄まして、星を眺めていると、まれに流星の音を聞く人がいるそうだ。
(本当は光と音は速度が違うので、光と同時に音が聞こえる訳はないのだけど)
たしか、流星が流れるときに、摩擦で光と共に強烈な電磁波を出す。
それが光と同時に、観ている人の長い髪の毛などを震わせて、音として聞こえることがあるという話だった。

宇宙の音。
僕達が耳を澄ませば、星の声はそんなにも近い所にある。

夏の夜に一人空を見上げていると、自分と宇宙はつながっている一つの存在なのだと感じられる。
そしてそれを宇宙の側から、外側からも観ている自分も自然に感じられる。
夜一人空を見上げる時、最も孤独に近い場所にいる時に、なぜか最も外の世界とのつながりを感じられる。
だからずっと、幼い頃から空ばかり見上げてきた。

星を見上げるとき、昔はいつも宇宙側から自分を見ていた。
そしていつからか、地球にいて、地上から空を見上げることが自然に思えるようになったのは、多分、この星で生きていくことに同意したからだと思う。
自分の使命とか、やりたいこととか、地球という星で、この身体でそれを見届けようと同意した頃から、ちゃんと星を見上げられるようになった。

地上にグラウンディングできていない子は結構いるとおもう。
なんとなく自分を異邦人だと感じて生きてきた、そんな思いはよく理解できる。

地に足をつけて生きる(グラウンディング)というのは、実のところそれが出来ないある種の人々にとっては受け入れにくい感覚だ。
僕が感じるところでは、他の惑星にいた頃の魂の記憶とつながりから、今でもこの地上ではなく宇宙にグラウンディングコードが繋がったままのケースがちらほら見受けられる。

秋になったら、いろいろやることを変えていこう。心と体と魂をもっと丁寧に扱って極めていこう。
(ある場所でワーク、セッションをやりませんかというお話を頂いていて、まだ具体的には詰めてないけど、宇宙人スピリットを持った人々のケアとかのワーク機会が増えると思う)

この夏は、いろいろと基本に返ることに焦点を当てている。
内的にも外的にもゆったり大きく動いて整理されていく感じがある。
できるだけ自分の中の純粋さに還って、そこから始め直したいと思う。


明け方、何を思うともなくぼんやりと、ゆっくり夜空を流れる雲を見上げていた。
その時、唐突になんの音もなく、スーッと光の群れが視界を横切っていった。
慌てて、隣で寝息を立てている友人を叩き起こした。

認識する間もなく、高速移動していく光郡。
5機の機体が、雁のようなV字隊列を組んで、真上の空を高速移動していく。
黄色っぽいオレンジの光がそれぞれ3つくらいずつ明滅していた。
カーブをするときに揺らぐ機体の揺れまではっきり見えたから、かなり低い位置を飛んでいたのかもしれない。
雲間に入っていくまでの数秒、僕等はそれを呆然と眺めていた。

流星観測に来ていた他の人がすべていなくなった、朝4時ちょうどだった。
UFOは見せたい人を選んで姿を見せるというから、ひょっとしたら見せに来たのかもしれない。
生きている間に、いつかあれに乗せてもらおうと密かに思った。

興奮冷めやらぬうちに、夜が白み始める。
ああ、夜が終わってしまった。
新しい世界が始まるこの境目の時間には、言葉にならないたくさんのものが確かに存在している。

可能性のままのあらゆる何かと、光と形を与えられて存在を確かにした実体と。
光と影、陰と陽、表と裏。そういうあらゆる宇宙の呼吸が、僕達の認識を隔てて世界を切り取る、その直前の境界。
その瞬間にたった一人、自分の中の宇宙に繋がった一なる部分を感じ、共に在ると、この世界の本質にほんの少し触れることが出来る気がする。

その本質は常に限りなく美しい。
明けてゆく空が、ギフトのように世界を染めるわずかな時間、その幸運にどれだけの人が立ち会うことができるのだろう。

毎日生まれ変わるというこの星の奇跡。美しい出来事に魂を洗えば、人もまた生まれ変わることができる。
世界の本質は真・善・美にしか還らないことを思い出せば、前を向いていられる。
今はそう思えなくても、諦めなければ、それはより大きな善きことの一部であったと知ることが出来る。
どうか大きな視点を、保ち続ける勇気を持つことができますように。


ありがとう。







 

いまパブコメがおもしろい

August 02 [Thu], 2012, 16:27


さぁ、おもしろくなってきやがった。
オリンピックなんかよりも今、パブコメが面白いよ。

以下概略
〜・〜・〜・〜・〜・〜
今回は逆に国民投票でなかったとが幸いし、パブコメは積極的な人々だけが応募するため、逆に「原発ゼロ案」が多数選ばれることになったのだ。
もともとは細野原発大臣も、聞き置くだけのつもりでいた。
しかし今回のパブコメには多くの人々が反応し、そのせいでパブコメの締め切りは延長され、このままなら数万〜数十万人のパブコメが集まりそうな勢いとなった。
ここまで大きくなってくると、実質的には「国民投票」のような様相を帯びる。

 もし「国民投票」レベルになったら、票が基盤になっている政治家としても無視できなくなる。

「2030年の電源全体に対する原子力発電所の割合を、ゼロにするのか、15%にするのか、20〜25%にするのか」という「エネルギー・環境選択肢」の問いは、今や国民投票に匹敵する意思表示になってきているのだ。

パブコメを書いて、実質「国民投票」に、大化けさせよう! 


★ 今回のパブコメとは?
 6月29日、政府の「エネルギー・環境会議」(長:古川国家戦略担当大臣)は 、2030 年のエネルギー・環境に関する3つ選択肢(原発依存度を基準に、ゼロシナリオ、15%シナリオ、20 〜25% シナリオ)を取りまとめました 。
 これについて国民の皆さんに意見を求め、それらを参考に今後の国としての方針を決めていくものです。

● パブコメは、年齢制限など一切なく、誰でも意見を送ることができます。
● 期日 平成 24 年8月12日(日)18 :00までに必着
●  方法 下のいずれか  
 1.HP
 2.FAX
 3.郵送

★優さんより、パブコメを書く際のポイント
 ● 「御意見の概要」欄に「原発ゼロシナリオ(即時)」と明記した方がいい。
    (即時)と記入することも大事。そうでないと2030年まで、と誤解される。
 ● 「御意見及びその理由」欄には100字以内で記入を。

こちらのサイトもご参考ください




以下参考転載
〜・〜・〜・〜・〜・〜
■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□

田中優の“持続する志”
優さんメルマガ 第146号
2012.8.2発行
※このメルマガは転送転載、大歓迎です。

■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇■ パブコメ、3つの選択肢の真相  ■◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

7月30日に、田中優 「有料・活動支援版メルマガ」にて今話題の「エネルギー・環境に関するパブコメ」についてのお話を掲載いたしました。

一部内容をご紹介いたします。
一部グラフは田中優ブログにてご覧くださいませ。
http://tanakayu.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html

□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■

「原発比率、「ゼロ、15%、20〜25%」の選択」

◆ 大化けするか「パブコメ」

 パブリックコメントは新たな仕組みを政府が提案するときに、国民に意見を求める仕組みだ。
「聞き置く」だけのことで、たいして重視もされていない。
しかし今回だけは大化けする可能性がある。

 もともとは細野原発大臣も、聞き置くだけのつもりでいた。しかし今回のパブコメには多くの人々が反応し、そのせいでパブコメの締め切りは延長され、このままなら数万〜数十万人のパブコメが集まりそうな勢いとなった。ここまで
大きくなってくると、実質的には「国民投票」のような様相を帯びる。

 もし「国民投票」レベルになったら、票が基盤になっている政治家としても無視できなくなる。

「2030年の電源全体に対する原子力発電所の割合を、ゼロにするのか、15%にするのか、20〜25%にするのか」という「エネルギー・環境選択肢」の問いは、今や国民投票に匹敵する意思表示になってきているのだ。

 もともと国家戦略室の取り上げたパブコメは、原発推進に導くための恣意的なものだった。
「原発ゼロ」には「経済的に大きな負担が伴う」と、わざわざ注意書きがなされ、もともとなかったゼロと20〜25%の間に、中途半端な15%が置かれた。

−中略−
 同じく「2030年原発15%案」も、極端を嫌う民族性の日本人に「選ばせるため」のものだった。ところが国民投票でなかったとが幸いした。パブコメでは積極的な人々だけが応募するため、逆に「原発ゼロ案」が多数選ばれることになったのだ。

 ◆ 2030年のGDP、省エネ率、電源選択の三段階

−中略−
 前提は「経済成長率とエネルギー消費量は比例する」というものだが、ここに面白いデータがある。ドイツと日本のGDPとGHG(グリーンハウスガス=温室効果ガス排出量)との対比だ。
GHGは直接エネルギー消費量とイコールになるものではないが、実際にはその9割以上が二酸化炭素で、ほとんどがエネルギー由来だからほぼイコールと考えていい。それでみるとこうなっている。
 
 いまや日本のGDP成長率とGHGとは一致せず、特にドイツを見ると一致しないどころか、逆に反比例 している。もはやエネルギー消費量が経済成長を意味するではなく、経済成長がエネルギー消費を抑制していくのだ。

−中略−
 しかし再びドイツと比較してみると、1990年から2010年にかけての電気消費量の伸びは、日本が1.4倍であるのに対してドイツは1.1倍しか伸ばしていない。
ここまでの20年間の消費の伸びの放置分だけでも、日本はもっと節電できる余地がある。
 
具体的に言うなら、日本で進めてきた「オール電化」のような無駄な消費、照明や冷蔵庫などの改善された省エネ率の活用、ガスヒートポンプエアコンの利用による急激な節電だ。

−中略−
  費用負担の妨げもなく、省エネすることができるのだ。

−中略−
そして電源構成だが、不徹底な節電の結果を根拠にして、原発を維持しない限り「経済的負担が重くなっても再生可能エネルギーの導入を促進」が必要になると書いている。

−中略−
 さて、本来の電源構成は、最大消費ピーク時の発電設備について考えることを指す。
年間平均ではないのだ。電気は貯められないので、最大消費ピークに合わせて発電所を建てなければならないからだ。

 本当ならここで、再生可能エネルギーは「ピーク時に使えない電源だから」と、原発推進派は欠点をあげつらいたいところだ。
 しかしその点は原発も同じなのだ。原発は事故の危険性があるために、出力を弱火にすることができない。その点は再生可能エネルギーと同じなので、推進派はそこを「弱点だ」と騒げないのだ。

−中略−
 ジャンプの電源構成は、本来ピーク時をまかなう電源構成で考えるべきなのに、全体的な電気の消費量を考えるふりをして、弱火にできない原発の弱点を隠し、しかも岩波新書「原子力のコスト」に明瞭に立証された「最も高くつく原子力発電コスト」を隠したままでいる。 ここでそのコストの比較を示しておこう。

−中略−
 原子力発電を選択肢に残した場合の方が、「経済的負担が重くなる」のが現実だ。

このパブコメは、ウソの上にウソの上塗りをすることで成り立っている。しかしここで人々が「原発ゼロシナリオ」を選択するなら、こんなずさんなシナリオのままで、進めることが不可能になる。
だからこそ、パブコメを多くの人に提出してほしいのだ。

◆ 原発15%も、20〜25%も虚構の数字だ

 政府はすでに、「原発の寿命を40年まで」と言っている。
 一方で「原発の新設はしない」とも述べている。
 では現状の原発を動かしていったならどうなるだろうか。

 今、福島第一原発1〜4号機が廃炉されたことで、日本の原発は50基になった。
その原発を予定通り40年で廃止していくと、2030年中途に柏崎の二基の原発が廃止され、2030年以降に残るのは18基だけになる。

 それは発電施設全体に対してわずか8%、発電量にして11.75%を占めるにすぎない。これは原発比率「15%」にも、「20〜25%」にも達しない。

 つまり原発比率「15%」、「20〜25%」にするにも、どうしても原発増設か稼動延長かを前提にしなければならない。

 これは現状維持ですらない「原発推進プラン」なのだ。

−中略−
 今までだったらぼく自身も、虚構と分かっていてもあきらめなければならなかっただろう。
なぜなら多くの人は興味を持ってくれなかったし、また伝える術もなかったからだ。

しかし今は違う。多くの人が福島第一原発の信じられない事故を目の当たりにし、悲惨な被害を見ている。そのおかげで多くの人々の意識が向いてくれている。
しかもインターネットやSNSが、多くの人に情報を伝えることを可能にしてくれたのだ。

 さて、パブコメを書いて、実質「国民投票」に、大化けさせよう!
⇒ http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf

************

★ 今回のパブコメとは?
 6月29日、政府の「エネルギー・環境会議」(長:古川国家戦略担当大臣)は 、2030 年のエネルギー・環境に関する3つ選択肢(原発依存度を基準に、ゼロシナリオ、15%シナリオ、20 〜25% シナリオ)を取りまとめました 。

 これについて国民の皆さんに意見を求め、それらを参考に今後の国としての方針を決めていくものです。

● パブコメは、年齢制限など一切なく、誰でも意見を送ることができます。
● 期日 平成 24 年8月12日(日)18 :00までに必着
●  方法 下のいずれか  
 1.HP  https://form.cao.go.jp/aec/opinion-0027.html
 2.FAX http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702_1.pdf
 3.郵送 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702_2.pdf

★優さんより、パブコメを書く際のポイント
 ● 「御意見の概要」欄に「原発ゼロシナリオ(即時)」と明記した方がいい。
    (即時)と記入することも大事。そうでないと2030年まで、と誤解される。
 ● 「御意見及びその理由」欄には100字以内で記入を。

こちらのサイトもご参考ください
http://611kanagawa.org/?action=common_download_main&upload_id=454

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 今日から2夜連続で配信が決定! ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
7月28日にさいたまで行われました田中優の講演の様子が、
今夜から2夜連続でUstreamで配信されることが決まりました。

「環境活動家の田中優さんが語る内部被曝を最小限に抑えるための方策!」
前編 8月2日(木) 21時〜
後編 8月3日(金) 22時30分~
葛飾市民テレビチャンネル1http://ustre.am/IwLd

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■□ 発行者、講演・取材の窓口 ■□
合同会社OFFICE YU 担当渡辺
MAIL  officeyu2011@ybb.ne.jp
◎田中優の“持続する志”
のバックナンバー・配信停止はこちら


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参考までに、以下が僕の送ったパブコメです。
ちょっと熱が入ったので長くなったけど、本当はもっと短くて数行程度でいいと思います。
HPのコメント欄から投稿しました。  


概要:「原発ゼロシナリオ(即時)を求めます!」


意見:
私達はたかが電気に命を賭けるつもりはありません。
原発がまったく安全でも安価でもないことはすでに知られています。
不都合なことを隠し通せる時代は過ぎました。

このパブリックコメントは事実上の民意の総意であり、国民投票と同義であると認識しています。
民意が政治に反映されることを切に願います。私達は意志を持って、それを見守っています。
この数は民主主義の原則に基づき、実際にすでに政治的な影響力を持つ比率に達しています。
私達の民意が認められなければ、選挙をもってそれを反映させなければなりません。
現行政府が、それを十分な誠意を持って受け止めてくださることを願います。

我々が国に求めるのは真実の開示と安全な生活です。
福島原発の事故以降、生きることは多くの不快な制限に縛られました。
自由に深呼吸一つすることさえ不安です。
子供達は雨に濡れることも、海に入ることも、自由に飲み物、食べ物を選ぶこともできなくなりました。
これが推進してきた原発政策の結果であるなら、私達は断固としてこれ以上の原発を増やすこと、稼動させ続けることを拒否します。

一度たりとも失敗や不備が許されないものが、過去最大規模でこの国、及びこの星を汚染する事故を起こした以上、原発が安全であるとは断固として認められません。
取り繕うことが出来ない規模の事故であったことは明白です。
これ以上、原発にしがみつこうとするこの国の方策を、英断を持って撤回することを望みます。

実行可能な代替案が無数に存在することは広く知られています。あなた方の手が届かないはずがない。
自分達と、子供達、これから生まれてくる全ての生命に対して、国家と政治の最優先の責務であるはずの安全で快適な未来を保証してください。
ただちに影響が出ない、しかし確実に影響が在る不安の中に国民を放置することは最善ではありません。
私達とその子供達が、まったくなんの心配なく生きることのできる未来を、今から可能な限り創出する努力をしてください。

国や影響力のあるメディアが、真実を語らないことには慣れました。
だから自分達で真実を求める力が付きました。それが未来を創る力につながるなら、それも受け入れられます。
ですが政治家が自国民を、詭弁を以て欺くべき潜在的な「敵」とみなしているのなら、それは悲しいことです。

それは国民のための国家ではなく、ただの形骸と、一部の人間の利権のための道具に成り下がります。
これが目指していた国の形でしょうか。本当に豊かな国のあり方を望みます。

豊かさとは経済だけのことではありません。経済は豊かさのための一手段です。
国家が国民に与え得る豊かさとは、生命を輝かせる機会の提供です。

そのための最も基本的なインフラが自然と食べ物です。
それを汚染し得るものは、いかなるものであってもこれを拒否します。
これが文明の最も基本的なあり方のはずです。

私達は自然を汚染しない効果的なシステムをすでに持っています。
それらに門を開いて、きちんとした形で採用してください。

国のエネルギー政策と共に、環境と自然に配慮した、より人間的な政治を望みます。
国民は国そのものです。原発やTPPのように、国民を犠牲にしたうえで得られるものは、結局は国家の荒廃と失望の上に何も残りません。

本当に心から、脱原発の正しい英断が為されることを願います。
よろしくおねがいします。ありがとうございます。

貫山貴雄


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