噂の姉さん女房




藤沢駅に着いたら吹雪いてた。びびった。
舞台の紙吹雪みたいに大げさに、辺り中真っ白に舞い狂っていた。
天気予報なんてそんなものか。晴れって言ってたのにぃ!

昨年末に結婚した友人S宅に遊びに行く。
ここ二日ばかり熱が出たり出なかったりの
体調だったので、今日もだるくてふらふら。
でも前々からの約束だったので、がんばってみた。

一緒に来るはずだった、友人Zは草野球で当日捻挫。
もう一人のEは上海出張で連絡つかず。
なんだかなぁ。日が悪かったのか?

そんなわけで友人代表として、奥様にご拝顔兼、ご挨拶してきたわけだ。
幸せになってほしい人が、幸せになっていくのを見るのは嬉しい。
寮の小部屋で賽を投げあい、夜毎、共に机上の冒険を繰り返した
仲間が、いまや本当に守るべき宝ものを見つけたのだ。

シェフの異名をとる、彼の手料理を久しぶりにいただき、
ひとしきり出尽くすまで三人で話す。彼は相変わらずだった。
どうでもいいばかばかしいことを、真剣にわくわくしながら展開させ
ようとする彼の癖にも、奥さんはうまくいなしているようで安心した。
あんな出来た人をよく見つけたものだ。
いつもいつまでも彼らに幸せがありますように。


帰り際、最後に了解をいただき、写真を撮らせていただく。
彼の奥さんに会うのは、親しい友人では私が最初なので、
その責務として報告を兼ねてアップ。








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