すごく鮮やかな夢を見た。

忘れないうちに書き付けておく。



私は旅の途中、砂漠の街にいて、ホテルの窓から、虹色のものすごいオーロラが見える。

それに誘い出されて夜の砂漠に歩き出ていくと、すぐ側まで海が満ちて来ていた。

あるいはその海も、幻視だったかもしれない。


私は歩き疲れるまで歩いていく。

どこか海岸のあばら家みたいなところで、街に野菜を売りに行く女の人に出会った。

空腹と喉の渇きから、私はその人に何か分けてくれないか頼んでいた。

すると赤く長いパプリカのような野菜を分けてもらった。

食べるととても瑞々しく甘かった。



あとその夢の直前の夢は、砂漠で海が押し寄せて来る幻視を見るというものだった。

地平の向こうから、はっきり波が高く押し寄せて来るのが見えてる。

目の前に海岸のように水がやって来た。

触れられるほどはっきり見えるが、触れようとすると水を突き抜けてしまって何もない。


私は砂漠の民の格好をしていた。

五年ぶりに元のキャラバンに合流したばかりらしかった。

独り砂漠をさまよい、随分辛い思いをしたらしい。

ちなみにその海の幻視は他の人には見えない。



その後は夢がいろんなとこに飛んで、よく覚えていない。

どれもやけに五感に訴える鮮やかな夢だった。

色、匂い、音、味、全てあった。

虹の七色に夜空を揺れるオーロラが、美しく、畏怖を感じるほど生々しく印象に残っている。

本当に真下にいてそれを見上げているようだった。



誰か夢解きのできる人は、この夢について教えて欲しい。

何か意味がある気がするのだが、私には複雑過ぎてよく分からなかった。









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