昔、大人ってすごいんだって思ってた。
なんでもできて、いろんなことを考えて、普段はだめでも、
いざとなったら想像以上のすごいことができる存在なんだって思ってた。
講座に向かう電車に乗り遅れて、(前の記事をあげていたからなのだけど)
久しぶりにタクシーに乗ってみたら、運転手さんが妙に弱々しい。
うまくいえないけど、すごく頑張って生きている感じがした。
そうなんだ、みんな子供のときの自分を抱えながら、
それでも大人として振る舞って生きてるんだ。
結局、心は大人を見上げていたあの頃と、それほど変わっていない。
見てくれと立場は少し変わったけど、多少打たれづよくなったくらいだろうか。
(それでも日常に安易に揺さぶられるのだが)
「大人」っていなかったんだなって、急に深く染みて実感した。
みんな同じだし、みんな大きな子供なんだ。
ひとつひとつの命を心に抱き留めて歩きたくなった。
そんな朝の一時。
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