無題







彼誰時の雫は世界をあらい

呼び声は語りかける



残照の名残は位相をずらし

また見えなくなるだろう



眠りの美しさを保つ夜明けが

彼方に光を携え始まりを待つ頃



少年は未だ光了を唇に閉ざし

何を想うや 何を想うや




















 

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