イスラエル発祥の動きのメソッド、『GAGA(ガガ)』のクラスに行って来た。
舞踏家が創ったメソッドなので、身体表現や動きの中での内観を多用する。
身体の内と外にイメージを創り、それを感じ味わい表現する。
「背骨がパンの生地のようにどこまでも伸び縮みして・・・」
「足が重くなり、水の中を動くように・・・」
「自分の中を満たす赤インクが、その水に一瞬で溶けて・・・」
身体の前を閉じるのではなく、背中側を開いていくと考える。
目の前の人を正面から見て、動きと表情の中で言葉を使わずに感情を伝える。
自分は一つ一つのイメージをゆっくり味わいたいので、少し展開が速くて戸惑ったが、メソッドとしては身体意識を開くのに有効だと感じた。
家で一人か少人数で、自分のペースで試してみたい。多分自分なりにもっと使いやすくアレンジできそう。
個人的な印象としては、ヴィジョンと音楽に導かせる活元って感じだった。
歓びと楽しさに焦点を当てて、生命力を鼓舞している感じは素晴らしい。
イスラエル発祥ならフェルデンクライス等の影響は多分に入っているのだろう。
OSHO系のアクティブ瞑想(個人的には一気に出したいときはこっちがお勧めだけど)よりも比較的穏やかで扱いやすい印象。
ボディワークとの相性もよさそう。野口整体の体癖の考え方や、ロルフィング等の動きとつながりの解剖学の理解があれば、もっと深い体験ができそう。
終わったあとの意識状態がかなり拡がっていて面白かった。
ハートの、特に背中側が開いていてスペースを感じ、自分の領域が大きくなっていた。
その場の空間にいる人々の存在とエネルギーを、全て拡がりの中で知覚していて無理がない。視野が大きくなっている。
この状態は心地よい。だけど空間にある全ての存在やエネルギーを知覚してしまうと、人込みの街並みの中では情報過多になって疲れそうだと思った。
高速バスやトラックの運転手等、高い位置と広い視野の中でたくさんの情報処理を行う人にありがちな疲れ方をしそうだ。
ハートセンターが開いて多感になっていると思うし、この拡がった状態を維持して過ごすには、きちんとしたグラウンディング、センタリングの指導が必要だと思う。
そこに関しては注意が向けられてはいないようだったが、舞台表現由来のメソッドなので、多分心身を開くということに関して主眼を置いているのだろう。
セラピーとして扱うには注意が必要かも。
この意識を日常生活で維持できたら、相当心地良く過ごせると思うから、ただ踊って帰すのはもったいないなと思う。
扱うにはまだ要研究か。まずは一人でいろいろ試してみよう。
とりあえず明後日水曜日は森のテラスを一日借り切ってあるので、セッション予約のない時間はテラスで桜と風を感じながら踊っていると思います。一緒に遊びたい方はどうぞー。
(複数お部屋があるので、セッション中同じ場所にいなければいても大丈夫です)
ありがとう。
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4/11(水) 『さくらニオ』day
桜の木の下、あたたかい風と光と花霞む空を見上げながら、クラニオセイクラルのボディワークを受けられる今年最後の機会。個人的には超お勧めな企画です。今まさに満開
午前枠(10:00~12:00)と
午後第2枠(14:00~16:00)はまだ空いてます。
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