朔旦冬至によせて







さて、明後日は冬至です。

今年の冬至は「朔旦冬至(さくたんとうじ)」というそうですね。

新月と冬至が重なるとても珍しい日。



その日から日が長くなり始める太陽の新生の日と、月が生まれ直す新月が重なるのは19年に一度だそうです。

始まりのエネルギーが満ちる日。

これから19年単位の元旦と言い換えてもいいかもしれない。

人生の節目にあって、大きく変わるタイミングにあると自覚している人は、より重要な転換点になりそうです。



今回は山羊座の新月なので、社会との関わりにおける自分の価値や重要性がテーマ性を増しています。

旅人の樹でも星読み講座をしてくれているたりあさんによれば、12月24日の土星の射手座への移動により、2015年は実力を身につけて変容すること、また自分なりの判断基準を身につけて変容することの重要性が特に増しているそうです。

そうでなければ周りの大きな変化の波に飲み込まれてしまうかもしれない。

いずれにせよ世の中が大きく変わる節目になるでしょう。



自分なりの判断基準とは、結局自分は誰で、何を愛し、何をしたいのかということを知っているということです。

自分の喜びはどこにあって、どういう形で人々とつながっていくのか。

そして応用力を身につけて社会に還元していくことで、自身を重要な存在として自分と世界に与えていくこと。

そのための変容です。





今回は今後20年単位で重要なポイントのようなので、普段はあまりやらないけどスペシャルセッションを設けることにしました。



12/22~1/7までの新生時期、陰陽転換のサポートとして、エネルギー調整、ボディ調整を含めた今後の変化を後押しするエナジーブループリントの再構築セッションをやろうかなと思います。

ちょっと本気の人向けなので、料金は3万円です。



人によっては旅人の樹のフルセッション(6.5万円)に相当する変化を受け取ると思いますので、まだ受け取る意思の準備ができていない方にはおすすめしません。

この冬至から新年にかけて、来年本気で自分のステージを変えていくつもりの方のお申込みお待ちしています。



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”朔旦冬至の新生セッションに寄せて”



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自分の中の何かが変わろうとするとき、雛が卵の殻を内側から叩く音がするとき、あるいは木々の種が初めて殻を破り、芽をだそうと土をかき分けるとき、私たちは一度自分の死を体験する。

エゴの殻に守られた、それが自分自身だと思い守っていたものが失われることで、私たちは本当に自分の生を生きることを選択できるようになる。



卵や種は、生命の一時的な状態で、生命の本質そのものではない。

生命の本質は変化であり、成長することだ。

その体験を通してしか、本当の生命の体験と充足は得られない。



でも人の心は弱いから、中途半端な「でも、だって」を、いつまででも持ち続けていたい。

冬の朝の布団の温もりのように、温かく安全に思える今の場所を、人は去りたがらない。

それは自分の中にだってあるし、きっとそういうものは完全になくなりはしないだろう。



しかし変わるということは、変容してしまうということ。それは不可逆的な理。

蝶がさなぎには戻れないように、もう以前の状態に、行ったり来たり出来ない場所に行くということ。



それはその生命の質と、それぞれが生きるステージの変化だから、空を舞うことのできた命は、再び地上の生活には戻りたいとは自然に思わなくなっていくだろう。

それは誰かに押し着せられた強制ではなく、それぞれの自然に落ち着く場所に、あるがままの形へ導かれて収まっていくということだから。



虹がそれぞれの層でそれぞれの色彩を輝かせているように、私たちは自分の色が輝く場所(レイヤー)へ自ずから導かれていく。

大事なのは自分の中の導きの声を聴くことが出来るか、聞こえたものを信じて、まだ見ない場所を求めて進むことが出来るかだ。

人は自分が望むものでしか、自分を輝かせることは出来ないのだから。



人が何かの変化を意識し、その変化を受け入れると、その人の未来のブループリント(青写真)は書き換えられ、自然にそちらの方向へと物事が動き出す。

それは自分の魂を受け入れることだ。そのコミットメント(同意)が、そこから自分の現実を創造し始める。



何度でも、何度でも書き換えればいい。求める場所に向かう意志さえあれば、私たちは辿り着ける。

そもそもこの旅は、辿り着かない旅ではないのだ。

いつ、どのように辿り着くのか、私たちはそれを体験するためにここにいる。



あなたが本当に求めるのなら、私はその旅立ちの証人になろう。

あなたの意志と、魂の願いを受け取り、その旅の準備を手伝おう。



ここは魂の旅人達のための木陰、旅人の樹なのだから。





















 

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