ある種の人々にとって孤独とは呼吸だ。
呼吸が好きなわけじゃない、ただ必要なのだ。
内側とつながる時間と場所。
人は身体と五感を通じて源につながる。
そのスペースにより人は、源との接続を回復し自らの存在を確かめる。
スペースを言い換えれば愛になる。しかしその愛は他者に向けられたものではない。
「愛に宛先があってはならない」
愛は源から生まれた光だ。存在から溢れて広がる源泉の水だ。
自らがそうであるときにしか、愛は生まれない。
だからそれは与えることしかできない。
故に外に求めれば苦しむ。
それがそこにないと信じ、自らの源泉との接続を閉じたからだ。
だけど私達は何度でも立ち還れる。
その源をいつでも思い出せる。
愛は「あいだ」にあるものだ。
だからそれに気付くためには孤独のスペースを必要とする。
そしてやがて気付くだろう。私達が同じ源に繋がるのなら、本当は「あなた」などいないのだと。
この世界が美しいのは、私達がお互いを通して自らの源の光を観るからだと。
命は存在の光だ。
あなたは光から生まれた存在だ。
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