島の夏が来た。
暑いので水着と水を持って午前中から川に行く。
お昼前で小腹が減って来たのでサラダクレープをつまみ、川まで歩きライフジャケットを子供に着せて、みんなで川にドボン。
岩によじ登って、小さな滝を乗り越えて、程なく体が冷えて来た頃、次は海中温泉に行って体を温める。
そこで島の龍に呼ばれた気がしたので、そのまま大川の滝まで足を伸ばす。
瀑布からの風を浴びて、ただ座っているだけで何かが圧倒的に清められて癒される。
私がこの島に移住を決めたのは、多分この滝があるからという理由が大きい。
何があっても、どんな状態でも、すべてがリセットされるこの感覚は他に代え難い。
最初に島に来た時、東京で積み上げたあらゆる穢れがここで払われたという経験があった。
以来ここは自分にとっての聖地で安全地帯で、リスポーン用のセーブポイントとなっている。
ここに戻って来れたらそれで安心なのだ。
この滝は島の大白龍とつながるポータルにもなっている。
意識を接続すると、今日は何だか金色掛かっている。
白金龍が體に一致して重なると、自分が白龍になったように感じる。
バイブレーションが共鳴して、身体感覚の拡がりの中に深い親しみと慈しみを想う。
その完全に近い満たされた感覚の中で、白金龍に一つ訊ねてみた。
明日7/5に世界が滅ぶような予言が散見されるけど、実際のところどうなの?
すると絶対的な安心感を伴って、體が温かい振動数に包まれた。
”バイブレーションの移行は既に完了した。
君のいるこの時間軸の世界線ではそれは起きないよ”とのことだった。
そうか、起きないのか。
この軸ではもっとスムーズで緩やかな移行なのかもしれないな。
なんにせよ、久しぶりにご挨拶と抱擁もできたので、今日の禊は終了。
休日とはいえ、水の島に相応しい夏を満喫した。
最後の一日だったとしたらそれも悪くはなかったな。
明日からはきっと新しい日々になる。
多分そんな変わり目の一日。
余談だが、川遊びの帰りに蜘蛛の糸が腕に巻き付いた。
そしてそれが奇跡の様に右手首を一周し、切れない一本の輪になった。
天然のブレスレット。深夜になった今も、何度も温泉や水浴びを経ても、取れる気配がないのでそのままにしている。
蜘蛛の糸は何かの暗示か。様子を見ている。
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