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冬の鍋。更けてゆく夜。
次々眠りに落ちて行く仲間達の中、最後まで残った三人で新しい遊びを作った。
曰く、しりとり和歌。
五七五に一言ずつ持ち回り、歌になるようにつないでいく。
しり取りなので、前者の最後の文字を引き継ぐこと。
最後の文字が助詞の場合はその直前の文字を使用してもよい。
これが非常に頭と感性を使う。
エキサイティングでありながら、雅な味わい深さを持つ。
日本語とその言葉の美しさにしばし遊ぶ。
なくな子よ 子守の唄を 誰ぞ知る
るりの声持つ 妻の想いを
でがらしの 野を吹き抜ける 留守の家
遠方よりの 野伏なるかな
尽くしては 忘れ形見の 残り湯の
夢々なるか 霞深しき
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