今日は九月、二回目のお花WS「フラワーコミュニケーション」でした。
今回は自分もやってみたかったので、前夜に試作品の制作。
制限がある範囲で、丁寧に作りこんでいく感じに、創作意欲が満たされました。
植物は周りの都合の檻などあってもなくても、己の生の輝きを疑うことすらしない。
花達にはいつもたくさんのことを、その姿から教えられます。
「栄華を極めたソロモン王でさえ、野の花の一輪ほども着飾ってはいなかった。」
マタイ6-29
飾らずにあるがままに生きることの輝きに焦がれます。
ところで、友人のもとには、10年以上も前に務めていた幼稚園から、
毎年いまだに園長が贈り物と詩を送ってくれるそうです。
なぜかとても胸に響いたので、許可を得てシェアさせていただきました。
今年の園長の詩
∞∞∞∞∞∞∞∞∞
今日も流れる川の水の
真っ直ぐな心を貪ってはならない
すべて隣人のものを貪ってはならない
冬の寒さの中でふくらみはじめた
こぶしの決意を貪ってはならない
すべて隣人のものを貪ってはならない
生きてきて少し知りはじめた子どもたちの
恥ずかしさを貪ってはならない
すべて隣人のものを貪ってはならない
大きな建物の小さなベッドの
老人の沈黙を貪ってはならない
すべて隣人のものを貪ってはならない
砂浜を歩いて出会った
死んだ魚の夢を貪ってはならない
すべて隣人のものを貪ってはならない
道端で踏まれ続けたたんぽぽの
小さな物語を貪ってはならない
すべて隣人のものを貪ってはならない
∞∞∞∞∞∞∞∞∞
辞典を引いてみたところ、むさぼるというのは、ひどく欲張るということだそうです。
謙虚にお互いに、ありのままに向き合いなさいということかなと受け取りました。
相手を判断しないで、己の理屈に取り込まないで、相手を相手として、
ありのままその存在と共に在るってことかなと。
自分にも他者にもまっすぐに優しくいられたらいい。
出逢ってくれた全ての存在に、感謝を失わずにいられますように。
ありがとう。
週末は素敵イベントに参加してきます。
よければこちらもご一緒にどうぞー。
9/14~15 『日々喜』hi bi ki vol.2 @Browns field 【詳細】
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