少女の最後の願い事




Pixarが叶えた少女の最後の願い事   参照[ocregister]



子どもに夢を与えることは映画の重大な仕事の1つですね。



Colby Curtinちゃん(10歳)は導管系の末期癌に苦しんでいました。

Colbyちゃんは、母親に映画「Up」(邦題は「カールじいさんの空飛ぶ家」)が見たいからがんばらなくちゃと話していたそうです。

しかし、映画が公開された頃には容態はさらに悪化して動くことができない状態に。



Colbyちゃんの家族はなんとかして娘の最後の願い事を叶えてあげたいと、Pixarに電話しました。

そして適当に思いついたスタッフの名前を言って音声マシーンを突破、Pixarのスタッフにつないでもらいました。最初につながったスタッフに事情を説明すると、このスタッフはすぐさまDVDと関連グッズやポスターをColbyちゃんのもとに送ってくれました。



痛みのせいで目をあけて映像を追うことが難しかったため、母親が横でお話の説明をしつつColbyちゃんは映画を観ることができました。

母親が、「もうすこしがんばれそうかな?」ときくと、Colbyちゃんは「もう準備はできてるんだ。でも、映画が終わるまで待ってるよ。」と答えたそうです。

映画が終わり母親の楽しかった? の問いかけに、Colbyちゃんはうなずいて答えました。

その日の夕方、Colbyちゃんは亡くなりました。



最後に楽しみにしてた映画がみれてよかったね。

そして、その願い事を叶えてくれたPixarはステキだと思いました。



映画のように、たくさんの風船をつけてColbyちゃんが天国にのぼっていけますように。







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優しさや同情、愛情をそういう形で示すことができるのも、機械でなく人が仕事をしている意味だと思う。

それは人が優しいということの意味だとも。



アメリカの持つこういうスピリットは大好きです。

自由さとかルールに縛られない柔らかさとか。

Pixarの映画も結構好きだけど、きっとそれを許す土壌あってこそなのでしょう。

ピクサーCEOのスティーブ・ジョブズ(Macintosh・Apple創設者)は大好きな人の一人です。

以前も日記で彼のスピーチを取り上げたことがありました。



・ちなみに「Up」(邦題:カールじいさんの空飛ぶ家)は2009年12月日本公開予定だそうです。








 

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