coccoの言葉や歌を聞くと、どうしようもなくせつなくなる。
愛したいという想いと、深い願いと、どうにもならないという嘆きと、力及ばぬ絶望と、それでも進もうとするまっすぐな意思と。
皆を守りたくて、皆を愛したくて、この星の命のすべてに向けられた心は、大きな強さを持てない人には虚言のように映るだろうに。
俯いて目を逸らそうとする人々に、どうやったら届くのだろう。
あなたにも力があるのだと、どうやったら信じてもらえるのだろう。
自分を信じ続けることが一番難しいのに、それでも孤独に堪えて進むことで示すしかないとしたら、苦しい道になるだろうに。
この星の未来に希望を持ちたくて、本当に目を逸らさずに踏みとどまってい続けるのには、たくさんの勇気がいる。
それでも信じ続けた人々によって、世界は少しずつでも優しくなった。
まっすぐすぎるくらい愛したいものを愛して、足掻いて受け止めて、自分に嘘をつかずにいようとして、そんな人間くささを隠そうともしないで。
声を挙げ続ける人々を私は支持する。
あなただけではないと、道は違っても同じ先へ、共に歩きたいと願う。
この星が本当に優しい星になりますように。
ありがとう。
*-*-*-*-*
沖縄タイムスの連載 [こっこタイム。]より抜粋
[ 誰に託せばいいのかなんてもうわからない。誰を信じればいいのかもわからない。
泣いて叫んで走り回っても私に山を動かす力はない。誰かの〝愛してる〟が、万人にとっての正義になり得るわけでもない。誰かの愛が故にこの島は揺れ続ける。(中略)
私はもうなにもいらない。何もいらないよ。
最期に、遺す言葉が許されるなら、こう叫ぼう。それがまた誰かの愛の形を踏みつぶすことになってもお願いだ。目を開けろ。
この海は、ジュゴンの海だ! 〕
[ 私は右にも左にも寄っちゃいない。後ろをよく見て、知り、真っすぐ前へ進みたいと願うだけだ。 〕
[ 全人類の罪を背負う必要はないけれど、私たち人間の罪を、私は、知らなければならない。
「私は、やっていない」
この言い訳がなくなる時、世界は変わるかもしれないから。 〕(歌手)
*-*-*-*-*
わたしはもう、涙を流せなくなってしまったけれど
返信削除あっちゃんの想いはわたしの想いです。
あっちゃんの伝えたいことを、とてもうまくまとめられていて 心に響きました。
苦しいくらいに。
ありがとうございます。