投影と闇について*観想1






この間の一人ジョナサン会議依頼、なにかが切り替わって本気モードになりました。

何をしていきたいんだろう、どんなことを伝えたいんだろう、世界に何を残せるんだろうと、一生懸命考えて、自分の中からできるだけ絞り出していこうと思いました。

たとえ自分一人でそれを成せなかったとしても、そうしていきたいという思いや、創りだしたかった未来への願いが、誰かに伝わって、継いで拡がっていってもらえるようなエネルギーを残したいと思いました。



さしあたり今、本を書こうとしているんだけど、どんな内容にするかを悩むより、今自分の中から生まれるものを、とりあえずどんどん残していくことにして、できるだけ何か一つは毎日書き残せたらなと思っています。



今僕に書けるもので、最良のものはきっとハイアーセルフ経由の情報になると思ったので、日頃思ったことを、できるだけ形にして書き残すことにしました。

今まで、怠けていてそういうシェアをそんなにしてこなかったので、いい訓練になるでしょう。



そんなわけで、気が向いたときにはお付合い下さい。

(ちなみに今日のテーマは、投影と闇についてです)





ありがとう。







観想(テオリア)1

*-*-*-*-*



「投影と闇について」





よく知らない人を、褒めること、貶すことはとても容易い。

よく知らないものに愛を向けることも、難しいことではない。

だがよく知っている人を褒めるのがときに難しい理由は、あなたがまだ自分の闇と完全に和解しきれていないからだ。

あなたが誰かを嫌うのも同じ理由だ。



他者の言葉や行為があなたに苦いのは、あなたの見たくない闇の部分を、あなたが相手に映すからだ。

他者はスクリーンに過ぎない。

あなたが光源だ。



文字通りあなたは光なのだ。

映写機の光は望みのストーリーを映しだすだろう。

あなたの放つ一番強い思いが、一番強い光となって、現実に投影される。

映されるのは他者の上だ。



あなたが放つ最大の感情がその光の色になる。

あなたの世界が美しいとき、あなたの瞳には曇りがない。

世界のありのままを見るからだ。

恐れを抱けば、あなたの世界は恐れの色を帯びる。

羨望を抱けば、他者は自分よりも輝いて見えるだろう。

その時あなた自身の陰は相対的に濃く映る。



ある段階の視点から見れば、世界が闇を抱えているのは事実に見える。

だが、同時にそれはあなたの世界なのだ。

あなたは切り離されてはいられない。



それがそこにあるなら、それはあなたの一部なのだ。

いつだって無関心を装っても、本当はあなたは知っている。

逃げ続けているうちは、否定したものを無視できないことを。



それはあなたに不快な感情をもたらすだろう。

なぜそれを自分に与えるのかと、憤るだろう。

そしてそれを映したスクリーンをなじる不自然に、疑問を懐くことはない。

目の前のストーリーを映した光が、あなたから生まれていることにさえ気付かない。



自分に起こることの理由が自分にないと信じることは容易い。

低きに流れる水のように、流されながら生きることは抵抗がない。

分離した自己の維持がエゴの願いであり、理由である以上、世界の在り方に責任を持つなんてことは、とんでもない。

宇宙と自分が一致したものだなどとは信じられない。



だが思いだしてほしい。

あなたがここに来たわけを。

あなたの奥にある、消せない願いを。

そんなにも孤独を怖れてきた理由を。



あなたは交わりたかったのではなかったか。

一つになりたかったのではなかったか。

この星で一つになった喜びを、もう一度すべてにつながった感動を味わいたくて、互いを探したのではなかったか。



あきらめた振りをして、手放した振りをして、淋しさを抱えて、何を守ろうとしているのか。

あなたの責任で生きて、望みのものを創造するために、自由意思を与えられているのに。

本当にあなたが望めば(挑めば)、あなたの世界は変えられる。



誰のせいにもせずに、己の闇を見極めたなら、静かに手放し、戻ってくればいい。

曇りなく、美しい世界を望むなら、ただ降りて向き合えばいい。



あなたの外に探した理由は、いつもあなたが抱えていたものだ。

ただ愛とともに降りて行って、向き合いなさい。

いつも、より大きな自分につながって、信頼していなさい。

たとえ気付いていなかったとしても、あなたはあなた以上の存在と常に一体だ。



闇に光を当てさえすれば、闇はその存在を維持できない。

闇は単なる光の不在だからだ。



光とはあなた自身だ。

あなたが見落としてきた、否定してきた、置いて来てしまった欠片を、もう一度拾い集めて、一つになりなさい。

あなた自身の欠片が全て一つに戻ったら、あなたの世界に不足はなくなるだろう。



それが、あなたが光源という意味だ。

だから影絵のような己の闇の形を、相手のせいにするのはやめなさい。

むしろあなたに何が欠けてしまっているかを、見つけだす手がかりとして受け止めなさい。



そうすれば、痛みにさえ感謝できる。

ただのサインとして、理解できるようになる。



変わることを恐れずに、進みなさい。

恐れを抱いて、その視界を染め直さないようにしなさい。

ありのまま見れば、闇は消える。



光になりなさい。





愛しているよ。







*-*-*-*-*








 

0 件のコメント :

コメントを投稿