とても美しい夢をみた。
あまりに印象的だったので最後の場面しか覚えていないのだけど。
なんだか大きな冒険を成し遂げて、たくさんの仲間達と雨を避けて一つの部屋にいたようだ。
そうしたら空が急に晴れあがり、雨上がりの夜空に、星々が黄金の光の放流のように光を放ち始めた。
ちょうどオリオンの子三ツ星、オリオン大星雲(M42)あたりから光が流れ出し、風に散る花火の火の粉のように、夜空に祝福の金の雨を降らせていた。
瞬く間に宇宙全体に拡がったそれは、光の吹雪のようでいて、もしくは雪崩のような、壮大なナイアガラの滝のような景色で、誰もが星の奏でる、この新しい世界の始まりを見上げて立ち尽くしていた。
私はただ心洗われ、感動で静かに泣いていた。
まだ濡れている大地に仰向けに倒れたまま、そこから何かを受け取ったようだ。
傍らに誰かがいてそれを見守っていたけど、顔は見えなかった。
あまりに美しくて、清冽な余韻の中で目が覚めた。
これを書き留めておかねばと、起き上がる前に枕もとのノートにメモした。
ここしばらく、いらいらと切なさと何かを開放できない感じがあったのだけど、
起きたらすっきりしていた。
感動が足りなかったらしい。もっと心を動かさなければ。
潜るのにも飽きてきたので、動くことにします。
風薫る五月。 もっと幸せになることにしよう。
ありがとう。
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