夢と歌と声






久しぶりに明晰夢を見て起きる。

起きる寸前まで、完全に向こうの現実の住人だった。

平行現実だったと思われる。

でもこれが起き得る世界だとしたらかなりいやだなぁ…



覚えているのは地下場面と海場面。

地下では人々が何かを探している。何かを掘り当てたようだ。

高濃度の汚染が拡がり人々が逃げ始める。



船に人々を詰め込んで、嵐の海へと命辛々に出港する。

高濃度に汚染された人々は、なるべく他の人々とは交わらないようにしている。

いずれ来る汚染への不安に皆が怯えている。先の見えない逃避の旅。



起きて、こちらの世界の現実感の薄さに拍子抜けする。

リアリティーの強い明晰夢の後ではよく起こる感覚だ。



とりあえず夢解きはよく分からなかったので保留。

しかし、何かの警告みたいなものじゃないかなと感じる。

かなり危険なレベルまできてるから、目を背けたり人任せにしないで、本気で注意を向けて動きなさいってことかな。





さっき夜のライブで聴いた詩がシンクロしていた。

(鈴木重子さんとウォン・ウィンツァンさんのライブイベントに参加してきた)



それはボスニア・ヘルツェゴビナの少女が書いた詩だった。

「もしも地雷がなかったなら、私の魂はどれほどの自由を感じるだろう。

理不尽に奪われる夢も日常も、ありはしなかったのに…」

そんな感じの内容で、ウォンさんが楽曲をつけて、とても美しい歌として重子さんが歌われていた。



この"地雷"の部分は、今の日本ではそっくり"原発"に置き換えられると思った。

呼吸する空気や、水や食べ物に潜む見えない怖れに、怯えて生きることを余儀なくさせるようなものが、人間にも地球にも必要だとはどうしても思えない。



何ができるだろうか。

芸術は平和に対して何が出来るのだろうといった対話も、ライブの中で行われていた。

きっと皆がそれぞれのいる場所で、自分の役目や意味を見つけるしかない。

でも芸術は、私達が生命の輝きそのものなんだということを、思い出させる役に立つというのが、僕の結論として出た。



自分達の中にある生命(※イノチ)の輝きに気付くこと、それを自分自身として生きることは、これから創り出そうとしている未来において不可欠な理解になるだろうと思う。

アートはそれを内から、あるいは外から導く鍵に成り得るものだ。

(※生命はイノチ、チは偏在するエネルギー。イは意。意を乗せた力=イノチ)



どんなときも意思が世界を創造する。

意思に力を乗せることがイノリなら、本当の祈りを動機にした行動には、世界を創りだす力があるはずだ。

そして私達の本質は輝きであり、エネルギーであり、意思であり、スピリットだ。

それが生命であり、それが命の本質だから、私達は自身を曇らせているものから離れる必要がある。



生命(イノチ)が偽りのないバランスで存在するとき、その中心から湧き出すものがまっすぐに制限なく発揮される。

完全に開かれた出口のように、際限なく溢れるエネルギーの源と、誰もがつながっている。

蛇口を少しだけ開いて、ちょっとずつしか水を出させなくさせるような、そんな生き方を手放していく方がいいのだろう。



ある存在にこんな言葉をいただいた。

「自分が何によって満ちるのかを知っていて、それに正直であること。

 そうすれば愛が溢れてくる」



自分が自分を愛していることを実感できないと、愛されていることも分からない。

なるべく条件を外して、愛している、愛されていることを感じられるまで自分に正直に降りていこう。

自身を満たす愛に気付いて、その真ん中にいられれば、自分の表現は相手の一番奥まで届くかもしれない。

それが芸術で、アートなのかなと思う。





今日は午後に、森のテラスでひろみくんがまったり会を開いてくれた。

ゆりちゃんというボイスヒーラーの方が来てて、みんなでボイスヒーリングのサークルをやった。



久しぶりに声をだしたら、右手の人差し指の付け根が急に痛くなった。

エネルギーの流れが滞っている場所が活性して動き始めたらしい。

今週なぜか右腕の肩から肘までの内側にかけて、広範囲に蕁麻疹らしき発疹が出ていたので、何かのつまりがあったのかもしれない。



右手をヒーリングして、振り回してエネルギーを通していたらすっきりして、そのあと声が出るようになって、かなり大きな気持ちいい声が出せた。

活元運動が始まったので、少し輪から離れて、テラスで自由に動いたり踊ったり、ぼーっとしたりしていたら、幸せな感覚を思い出した。

木漏れ日と風がキラキラして、心地良かった。

どんなときも生きる喜びに素直でいればいいんだと思う。



まっすぐいるために素直でいること。

偽りなく、なるべく葛藤を持たずにまっすぐに向き合うこと。

愛や自分の真ん中に居続けるのは難しいときも多いけど、そうでないものは最早自分にとって価値がないのだから、認めるしかない。



ぐずぐずしていたら、今朝見たような夢の船に乗せられてしまう。

どこに行くにせよ、それが幸せな方向へ向かうとは思えない。

乗せられるまま、人の船なんかに乗ってられない。

向かうべき灯台は、いつでも自分の真ん中にあるのだから、自分の船は自分で舵を切るよ。



漕ぎ出すしかないのだ、自分の意思と力で。

それが生命(イノチ)を生きるということだ。

それが地球で生きる意味とギフトだ。

どんなときも自分の歌を歌う。自分の声で。

気持ちよく生きて、笑っていこう。





ありがとう。









愛は花 そしてあなたはまだその種 「鈴木重子-Rose-」











 明日はこんな感じのイベントに出てます。

よろしければ遊びに来てくださいませ。

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楽音楽日 in渋谷 ~喜びをあなたから 9・11~



日時:平成23年9月11日(日)

open13:00~close19:00



場所:SECOラウンジ

●渋谷駅 徒歩5分。東口(宮益坂口)を出て、左の大きな交差点をりそな銀行側に渡り、さらに左に渡り直進。2本目の路地を右折し、緩い上り坂を直進。信号を右折し、すぐ右側B1がSECO。セコ。

●JR線、井の頭線、東横線 地下鉄線

●〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-11-1-B1



入場料:2500円

(ドリング代別)



今、元気がない人がいる。

頑張っている人がいる。

少しでも明るくいよう、前を向いて歩こうという人がいる。

ただただ、毎日穏やかに暮らしたいという人がいる。

日本が元気になってほしいと願っている人がいる。

日本を…世界を変えると本気で動いている人がいる。



いろんな事があるけれど…

ただ、単純に日々の喜びを胸に…

様々な想いをもって、輪になろうと集結した素敵な仲間たちと紡ぎ出す、音と踊りと繋がりの時間。



ぜひ、この瞬間を一緒に楽しみませんか??

お一人でも十分楽しめる空間です。





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