慌しく年末が過ぎて、明日はもう大晦日。
2011年も終わりかー。なんか早かったな。
毎年いろんなことを想うんだけれど、来年はもっとたくさん前に出て、アウトドアな事とか、伝えたいことだとか、社会とか人々とかこの星の未来のことに関わっていきたいなと思う。
アウトドアっていうのは先日、思いつきで河原遊びをしていて、キャンプの真似事とか、焚き火とか、シャボン玉飛ばしたりだとかがとても楽しかったのです。
この星を知って、よりよくしていこうと思うなら、もっと自然の中で自然と遊ばなきゃだめだなと思った。
むかし孔子さまも言いました。
あることを理解している人は、それを好きな人にはかなわない。
あることを好きな人は、それを楽しんでいる人にはかなわない。
(子曰、知之者不如好之者、好之者不如樂之者)
とりあえずいろんなことを好きになりたいと思う。
どんなことも楽しんで遊ぶことから始めたい。
そうしないと本当にいい仕事はできないし、より大きな事のために力になれない。
まず地球と人をもっと好きになろう。それを楽しめれば、きっと大きく進めるから。
癒し(healing)はトータリティー(HOLOS)の回復だから、自分の頭だけで、こう在るべきだとまくし立てても、絶対に実現しない。
ハートも心も魂も、頭も理屈も行動も、感情もインナーチャイルドも自我もハイアーセルフも、全部一つになって一致して生きること。それが癒し(「heal(癒す)」であり「health(健康)」であり「whole(全体)」であり「holy(聖なる)」であるもの。どれも「HOLOS(全体性)」から派生した言葉)だと思う。
余分な力が取れていって、もう本当にしたいことだけ、本当に心の中にあるものだけで生きられるようにしていきたい。
多分きっと、いずれみんなそういう方向に行かざるを得ないだろうし、それに抵抗していれば、ますます自分のついている嘘や誤魔化しが大きくなって、つらくなっていってしまう。
できるとかできないとかじゃなく、やるかやらないかを常に問われている。
自分のライフスタイルや、仕事のやり方や、人との関わり方、自分の選んだことが、まっすぐ自分に返ってくる。
それがいいとか悪いとか、そうあるべきとかそうじゃないとか、そんな是非もない。
人のせいにしているうちは変われない。外にあるものが理由なのではない。
自分で選び創造するだけだ。
もう本当にそういう時代の転換期なのだと思う。
今年とくに象徴的で印象的だったのは、九月に行ったプライベートの滝行。
曇りと晴れ間と天気雨のちらつく中を、川を遡行しながら進んで、ひっそり行った禊ぎ。
滝を正面から浴びて、沸き上がるまま声の限りに吠えたら、ハートが大開放されて、ラブが溢れ出した。
こんなに生きる歓びと愛が溢れたことはないっていうくらい、自分がとても大きく拡がった。
実はまだこんなにも我慢して制限して生きていたんだなと感じた。
10年前に世界一周中の船の上で、生き方を決めた時以来の決意で、もう本当に妥協しないで行こうと思えたのだ。
これからの生き方はとてもシンプルになって、それが今後の世界の方向を引っ張る力になると、信じている。そういう人を増やしていく手伝いがしたいし、そういう人々と一緒に歩いていきたい。
そういえば、今年できたものがもう一つあった。
旅人の樹のキャッチコピーのようなもの。
ホームページや名刺のタイトルの下にあって、自分が何をしているのか、何をしたいのかを一言で示す言葉。
~ Inspiring People to There Authenticy ~
直訳すれば
[(自分も含めた)人々を、その本来の姿を思い出せるようにインスパイアする]
この漠然としたものを、なんとかより形にしていきたい。それが来年の課題。
まずは一歩一歩。
なにはともあれ、本年も皆様に大変お世話になりました。
来年もより大きく深く、よりよきものを皆様と宇宙に提供できるよう精進致します。
あらためて2012年もよろしくおねがいいたします。
ありがとうございます。
貫山貴雄(りゅー)
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