徐々に春の足音が近づいてくる感じ。
遠くから、隠れながら、まだその姿は見えないけれど。
球根から育てたヒヤシンスの花が満開になりました。とても綺麗。
ヒヤシンスの香りはすごく春をイメージさせます。
部屋の中にいても、何かを後押しされる力強い意思の強い香り。
たおやかで優しく強い花です。
最近は日々内観しながら何かを練り上げている感じ。今は外ではなく内側から。
やがて、蕾が枝を破り、その内から花が芽吹くように。春待つ冬の陽だまりのような日々。
今日の観想(テオリア)です。お付き合いください。
ありがとう。
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120209 自分の本質とは?
(前回の話しで、自分の深い部分につながって話しなさいっていうのがありましたが、自分の本質を生きるということに関して、どうしたらいいのか教えてください。)
そうだね。自分の中心に繋がるということに関して少し話そう。
まずあなたは自分をもっと信頼しなければならない。
あなた自身にあらゆる力と権限を与え、それを信頼することだ。
人はあまりに自分自身を批判し、自らの力を否定することに慣れすぎている。
あなた自身の価値を、他者に決めさせることにあまりに無抵抗だ。
他者はあなたの信じる程あなたのことを理解しているわけではない。
あなた自身でさえ気が付いていない価値、可能性が山ほどある。
自分を愛しなさいと、歴史の始まりから説かれているのはそのためだ。
自分の価値を決めるのは自分自身なのだ。他者ではない。
それを信じることができたときに、あなたはそれを文字通り実現するだろう。
あなた自身を措いて他に、だれもあなたが誰であるのかを知る者はいない。
それはつまりあなた自身があなたのあり方を決めているということに他ならない。
あなたが望むように生きていいのだ。
常に調和に意識を保って生きれば、我侭ではなく自由に生きるということの意味を本当に体験できる。
そのときあなたは、自身の持つ可能性を思う存分試し味わうだろう。
あなたの喜びに従い、魂がふるえる方向へと踏み出せばいい。それがあなたの目指すべき方向だ。
人には本来その力が備わっている。
あなた方の知覚は、今此処という現実をあらゆる尺度で捉えることが出来る。
人がなんの判断も評価も持たずに存在することを選ぶとしたら、そこで体験し得るのは、純粋なエネルギーと共にあるマトリクス(存在の母体)だ。
そこには純粋に意識とエネルギーだけが存在している。
あなたは自分自身の枠組みさえ解け出してしまう至福と愛と調和の世界(涅槃)の中にその身をおいている。
その中で自己という枠組みを保っているために、過去現在未来、此処と其処、あなたと私という境界を生み出した。
それが3次元的な時間と空間であり、それを人は主に左脳で処理して認知することで、このエネルギーの大海に融けだしてしまわないように自己と世界の枠組みとを形作っている。
だが仮に、自分の意識をひろげ、自己の領域の一番外側を感じ、さらにそれを越えてみる。
すると限界は実際にはないことに気が付くだろう。
つまり自己とは、自分自身の設定した、その時々の枠組みの幅のことだ。
だからあなたは常に有限で、なお無限の潜在力を持つ存在なのだ。
自己の幅が小さく感じ始めたら、それを拡げてみることに、恐れやためらいを感じる必要はない。
あなたの設定した自己イメージを拡げてみればいい。
あまりにも長く、かつての自己のイメージに囚われていると、その枠組みは選べないのではないかと思うかもしれない。
だが、自己の枠組みは常に変化が可能だ。自分の本質を思い出し、選び直すことだ。
あなたは自らの存在しているレイヤーを選ぶことが出来る。
意識の焦点をどこに当てるかによって、愛であることも、自らを知ることも、それを見失うことも自分で選んでいる。
あなたは常に何者にもなれる。どのようにあるかを選ぶ。
それが人や物質やあらゆる生命が、自己と他者として分かれて存在しているように見える理由だ。それは進化と成長のプロセスでもある。
生命は意志を持っている。それは宇宙の方向性だ。
生命は宇宙の意志の分け御霊である。
だからそれらがそれぞれの意志を持っているのは、宇宙の構造の一部だ。
そしてそれらのあり方を、生命はそれ自身で選んでいる。
自由意志ということの本当の意味が分かったかな?
あなたは常に何者にもなれる。
それは生命に与えられた本質的なパワーだ。
目覚めて生きるとはそういうことだ。
自分自身が何者であるか、常に意識的に創造して生きるということだ。
あなたが誰であるのかを知りなさい。
そしてそれを意識的に創造しなさい。
愛しているよ。
ありがとう
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追加
悦月さんのブログで紹介されていた動画。
人間の、自らの力とその可能性についての本当のお話。
すごいな、これは。人間て本当にすごい。
諦めなければ、本当にどんなことでも可能になるのだと教わりました。ありがとうございます。
(一つ目は音声なし字幕のみ。二つ目は音楽と映像のみのイメージ動画です)
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