新城大地の再生プロジェクト第5回二日目
昨日山から切り出した大量の竹を、枝打ちし、適当なサイズに切り分け、燃やして竹炭を作りました。
(他にも、他の敷地の草刈り部隊や、ネジネジを作って埋める人たちがいたり、さらに竹を切り出し加工する人がいたり)
僕はなんとなく火の担当。
生木の竹はすごい煙が出て、真っ白ですぐ先も見えなくなりました。
竹の炎の熱量は、火が大きくなると人が近づけないほどの規模になります。
近づきすぎて髪を焦がした人もいました。
昼間から巨大なキャンプファイヤーを行い、そして鎮火後の炭を取り出します。
今回は約10箱分が出来ました。(消防許可済み)
これを後日大地の溝に埋めたり、土地の気を整えたりするのに使います。
午後はもう一度山に入り、竹の間伐と運搬。
お寺側(敷地内に神社とお寺があります)の斜面の風の道を造りました。
これで次回の分の材料の確保を行いました。
大人たちが汗を流して働く横では、子供達の遊ぶ笑い声が響いて、とても美しい絵の一部になったようでした。
竹を一本担いで、引き摺りながら運んでいたら、昔の人の姿のようだと言われました。
今、僕たちはとても大きな世界の節目にいるのだと感じます。
これらは次世代へと続く、希望を作る仕事なのだと実感しています。
それは、お金や生活のためではなく、それ自体が目的になる仕事です。
遊びにも似た感覚の中に、人が生きる意味や、人が繋がる意味を本当に感じることができます。
多分僕等が次に向かうべき世界はこういう形なのだということが、肌で感じることができました。
まだまだ続く道のりですが、その確かな入り口をくぐることが出来たように思います。
良いお年をと抱き合いながら別れを告げて、それぞれまた一人ずつ自分達の世界へと戻っていく。
それでも、この緩くつながる繋がりが、僕等と世界を確かな網で包んでいく。
そんなことを思いました。
次回は来年。
また大きな変化に飛び込んで行きそうです。
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