実は屋久島を代表する花は石楠花です。
四月、五月は一番過ごしやすい季節。
先日は石楠花を見に行ったり、海に入ったりしてきました。
虫や生き物たちの気配も活発になってきて、既に遠く夏の気配が感じられます。
山に登ったりするのにも一番良いとされる季節です。
いくつか行きたい場所もあるのですが、多分機会は作らないと訪れないでしょう。
それは島に住んでいても、都会に住んでいてもあまり変わりませんね。
ただ行きたいと感じた時に、海に入ったり山に入ったり出来るのは恵まれていると思います。
なんでわざわざ都会から引っ越して来たのと訊く方もたまにいますが、おそらくは必要なものが変わったからなのでしょうね。
都会には何でもあるのだけど、欲しいものは何もなくなってしまった。
逆に何もない自然の中には、本当に必要なものが満ちている。
本当に必要なものが何かは、上手く説明できないのだけれど、例えばそれは心が内向きになった日に見上げた山の緑の斑模様、そのグラデーションのハッとする輝きだったり、風が創る雲の形の一瞬も留まらない美しさだったり。
都会には見えない色彩と聞こえない音がたくさんあって、常に何かが溢れすぎていて、そしてそれが無意識のスペースやリソースを常に圧迫しているのに、なんだか少し疲れてしまったのもあります。
人の心の声とかね、聞こえない音と意思の塊を避けてスルスルとそれらを擦り抜けながら生きるのが煩わしいというか。
どんなに美しく作られた音楽より、本当の静寂に浸りたい時があるように、人間の内側にある自然の音を見つけたい。
それは決して無音ではないのだけれど、心が空っぽになるとき、不意に何かに一致したりする瞬間が訪れる。
それは宇宙に最初から満ちている心地よい振動というか、多分人間が、意識の枠を不意に越えてしまったときに触れる広がりのような場所。
あの全てに満ちた空間は、蝉時雨のような完全に満ちた静寂で、それは心と体と、自分を越えた自然の中に満ちている見えない力。
多分そういうものに触れたくて、今この場所にいるのだなと感じています。
子供と過ごす時間が五年近く経ち、彼の中に生きるための力(自己肯定感とか、自分が世界の中に受け入れられている信頼感とか)が蓄えられてきたのを感じるので、そろそろ自分のアウトプットを増やしていくときだなとも感じています。
さて四月ですね。始まりの季節。
生まれてくるものを邪魔しないように、花が開くのを見守りたいと思います。
4月の旅人の樹のイベント・ワークショップの日程はこちらです
内容詳細等は見出しのリンクよりご確認ください。
◆リーディングカフェ
◇満月と新月の「りゅー'Sカフェ」@zoom
2022年 4/2(土)新月 19:00~22:00
4/17(日)満月 19:00~22:00
◇上弦と下弦の「半月会」@屋久島サロン
2022年 4/23(土)下弦 13:30~16:30
毎度お馴染みリーディングお茶会。通称”りゅー’s カフェ”
ヒーリングスペース旅人の樹主宰、貫山貴雄があなたの今とこれからをお一人ずつリーディングしていきます。
毎月、満月と新月にはZOOMにて。上弦と下弦には屋久島サロンにて半月会を行っています。
2022年 4月 18~21日(ご相談お問い合わせください)
3泊4日、屋久島の大自然で惜しみなく遊び、同時進行で旅人樹ののフルセッションを行います。完全再生再誕のためのセッションリトリート。
お問い合わせ、ご連絡お待ちしてまーす♪
mail★tabibitonoki.org (★→@)
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