良い場所を見つけたので、丘の上から一帯を見渡すことの出来る木陰のテーブルから土地のエネルギーにコンタクトしてみる。
カッパドキアはとても古い大地だった。
優しい柔らかな女神とその古い抜け殻のような懐かしさを覚える。
人工物や観光地にほとんど興味がないため、ただ土地やグリッドやエネルギーにコンタクトする目的で旅をしている。
そうすると見えてくるその土地の見えない歴史、今なおそこに在るもの。
そんな独特な楽しみ方をしているため、レンタカーはとても便利だ。(左ハンドル右車線であることを除けば)
カッパドキアには一日で満足したので、翌日はそこから200km北にあるハットゥシャを目指すことにした。
ここには紀元前1600年頃にヒッタイトの首都があったとされる遺跡がある。
Windowsの壁紙でしか見ないような地平まで広がる丘陵地帯を半日飛ばして、ついに辿り着いたその地域一帯は、やはり今でも特別な土地であった。
うちの奥さんにとって特にご縁のある土地のようだったが、(トルコに強く行きたいと言いだしたのは彼女だった)私から見ても溢れてくるものがあった。
聖地聖域の類いは、近付けば空間の密度が変わるから分かる。
たとえ今はもう開いてなくとも、美しい残り香のようなバイブレーションは残っている。
かつては大きな河があったのだろう。
今は地下に潜った水脈に沿って、トルコでは目に鮮やかな濃緑色の森が点在している。
この見渡す限りの肥沃な大地に、健やかな風が渡っていく。
これが大陸の風。
アナトリアの大地。
(ここから先はお好きな人どうぞ)
ずっと留まりたいような気持ちを抑えて帰途に着こうとする頃、丘の上の四角い岩に目が留まった。
座らなければならないというような吸引力に誘われて腰を下ろすと、地下深くから伸び上がる青い水のようなエネルギーが感じられた。
サイコメトリの応用でビジョンを辿っていくと地下2,000m付近に都市のような気配。
そのさらに700m下あたりに密度の違う聖域の門のような場所があり、これは王宮?
あー、そうかハットゥシャはまだあるんだと気付く。
ヒッタイトは謎の多い王国で、歴史の舞台に急に現れ、ある時を境に急に姿を消したとされている。
マヤの文明の人々が急に消えたと云われるように、ヒッタイトの一部の人々もまた、バイブレーションが変わり、見えない次元に移行したのかもしれない。
地球には霊性密度の違う位相に、いくつか平行して存在する地下都市があると云われる。
シャンバラやアガルタのようによく知られたものから、まだ知られていないものまで。
私達の住む屋久島にもポータルはある。
あるいはこの人達に呼ばれたのだろうか?
見晴るかす大地は母神のような抱擁で応えるだけ。
トルコは基本的には男性的なエネルギーが強いエリアなのだが、カッパドキアやハットゥシャは、特別に女性性が強いように感じられた。
屋久島もそう。
何か地球の重要な点を繋いでいくようなイメージがある。
さて、どんな絵が生まれてくるのか。
明日はいよいよ13,000年前の遺跡ギョベクリテペに向かう予定だったが、ここで強烈な足止めを受けた。
長くなったので続きは明日。
では皆さまも良い夜を。
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