春来雨読




食事も終わり、シャワーも浴びて、あとは布団を敷いて、夜の読書時間。



雨が降ってます。



雨はすべてを飲み込んで、気配が消え、世界の境界が薄れる気がする。

夜気も雨に溶け流されて、あとは淡々とした生と非生の連なり。

なんか身体を脱いで魂だけになったような、心の軽さを感じる。



静かに、ゆっくりと過ぎて行く春の宵です。









0 件のコメント :

コメントを投稿