友人の芝居の公演を観に行く。
手作り感のある、胸に響く素晴らしい舞台でした。
おつかれさま。
ああいうものを観るとまた創る側に行きたくなる。
芝居とか映画とかもの創りの仕事はホント楽しいよね。
場所が母校の側だったので、昔よく通った中華でよく食べたチャーハンを食べる。
変わらない味とともに、いろいろな気持ちを思い出す。
そのまま腹ごなしがてら母校に来て、お気に入りの芝生丘で夕涼み。
風に吹かれてると、遠くヒグラシの声が聞こえる。
清みきった軟らかい井戸の水みたいに、音が染み込んでくる。
蜩って書くらしい。
調を奏でる虫。
芝生に転がって空しか見えないと、
なんか生きることの諸々、小さなことに思えてくる。
大地も空も大きい。
そして人の手の触れられる世界の小ささと大きさ。
結局目の前の一つ一つか。
大切なものをちゃんと大切にするっていうだけのこと。
いつも迷うと初心に帰る場所。
始まったばかりの夏の夕暮れ。
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