友人のmiwakoさんの日記で紹介されていた素敵なお話。
☆ ☆ ☆
先日、わたしのウクレレの先生でもあり、
すばらしいベーシストのご主人 琢磨仁さん
(かつて、あのKUWATABANDのベーシストでもありました)と、
ご夫婦でデュオ「Halfmoon 」として活動されてる
けいこさんとお会いして、とても心に残るお話をききました。
けいこさんたちは、毎年、7月25日に江の島で
「海にありがとう」というイベントをされています。
それは、特に、人集めをしてきたわけではない
心のこもったイベントですが、
8年たった今年は、自然にいろんなゲストも加わって、
とてもすてきな会になったそうです。
その日、いろんな偶然が重なって、
ハワイ島に在住のダイバーの方(名前ど忘れしちゃいました。ごめんなさい。ぺこり)
がいらして
ご自分の体験を話してくださったそうです。
その方は、素潜りで80メートルも潜れる方で、
いろんなダイバーの方に、指導もされてるそう。
その方が、ハワイ島の山の上で、
ある日、お祈りをされていたそうです。
そうすると、大地の奥から、
「ドゥン ドゥン」 ・・という不思議な音がしたそうです。
なんだろうと想いながら、そのあと、海に潜ると、
マッコウクジラがやってきて、彼を取り囲んだそう。
動くことも、逃げ去ることもできないので、
そのまま、静かに、
「プランクトンになろう」と思われたそうです。
そうして、静かな時間の中で、
マッコウクジラ8頭が、
お腹を向けて立つような姿勢になったそうです。
お腹を向けたマッコウクジラが、
8頭、彼を取り囲んだのです。
まるで、君を信頼しえるよと言ってるかのように・・・
そうして、
彼らから、こんなメッセージを感じたそうです。
「僕たちは、今、苦しくて仕方がないんだ。
この海の中で、生きることがとても苦しいのだ。
いま、海の中はたいへんなことになっている。
そのことを、伝えてほしくて、
君をここまで呼んだんだ。」。・。・。・
と・・・・・・。
わたしは、その日の会場にはいませんでしたが、
会場にいる人、こどもたちも、
じっと耳を澄まして、聞いていたそうです。
こうして、
自然界の命たちは、
つぎつぎと、
ダイレクトに、伝えに来てるのかもしれません。
この夏、逗子の海もすごい人です。
ひとりひとりが、ぽい!っとしたゴミは
とても、小さなものかもしれませんが、
それは、いつか流れて、
海の生き物たちを、害してしまう可能性もあるのです。
アメリカには、世界中のゴミが集まってくる場所があるそうです。
ペットボトルのふたを、食べ物と間違えた鳥たちのおなかの中に、
たくさん、ペットボトルがみつかるそうです。
大好きな海や山や、自然や生き物や、
わたしたち自身が、
豊かに生きれるように・・・
すこしだけ、そんな話を、
思い出してもらえたらいいな~と思います。
☆ ☆ ☆
クジラやイルカは、地球に住むもう一つの体系の知的生命だから、こういうことは起こり得るだろうなとは思いました。
テレパシーで交信する物理文明でない知的存在は、実は地上にもたくさんあります。
実際ネイティブアメリカンや、古い伝承を持つ民族には彼らのことを「海の人」と呼ぶ人々もいるみたいだし。
かつて人とその他の存在がもっと、心理的、霊的に密接だった頃の大切な記憶なのでしょう。(ほんの100年前かそこらまでは、もっとそういう感覚を持つ人々は地上に数多くいたのだけれど)
人間がそれぞれの分離の幻想から自由になって、ただの同じ存在として生きられるようになったら、それらの失われた感覚や、自然や宇宙との繋がりを思い出せるのかなぁ。
この星がもっと早くそこに近づけたらいいのに。
それを想う度に、胸が切なく苦しくなります。
そうするには、あまりにも多くのものを持ちすぎて、あまりにも多くのことに囚われすぎているのかもしれないけれど。
こういう気持ちに久しぶりになりました。
自分一人のエゴさえままならないのに、あの一体(ワンネス)の世界が懐かしくて恋しくて仕方ない。
早くそんな世界が創れたらいいなぁ。
そんな海のお話を聞いていたら、むか~し書いた詩を思い出しました。
もう15年以上前の文章だなぁ。
思えば遠くへ来たもんだ、たとえ何も変わらずとも。
ありがとう。
*-*-*-*-*
『詩遥』
理解に 言葉はいらない
それ以上 必要としない
そうだ もう何も持たないで行こう
イルカのように
クジラのように
遠く大地に連なる者たち
深みを見通す瞳は無垢だ
心の深さを知ろう
その広さを恐れまい
ただ あるがまま
その海に とけよう
*-*-*-*-*
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