嫌な人が見せてくれているもの

 

知人の悦月(えつき)さんのブログより抜粋です。



自分を知るということに関して、非常にわかりやすいワークのご紹介だったので、転載させていただきました。

自分が苦手な人、嫌な人にどう向き合えばいいのかという参考にもなります。

簡単なワークなので是非一度トライしてみてください。





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誰かイライラしたり、むかついたり、嫌いな人がいれば、下記のワークをしてみてください。「聖なる愛を求めて-魂のパートナーシップ」(ジョーン・ガトゥーソ)に載っているワークです。この本は、自分を癒し、愛し、その結果、魂のパートーナーシップを持てるようになりたいと思う人に向いています。

下記は、本からの抜粋です。



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まず一枚の紙を用意して、上のほうに一本の横線を引きます。

その線の中心から下にもう一本の線を下ろしてください。

そして、横線の上の中央に、あなたをいらいらさせる、いやな人の名前を書きます。

それから、左側にプラス(+)、右側にマイナス(ー)を書きます。

プラスの欄には、あなたがその人について尊敬しているところや好きなところをすべて書き出します。良いと思うことは何でも全部書き出します。

よいと思うことをすべて書き終えたと感じたら、マイナスの欄に移ってください。今度はその人の我慢ならない点をすべて書き出します。

どんな些細でつまらないように思うようなことも、思いついたらどんどん書きましょう。





 (例)



ジェームズさんがトムさんについて書きました。



           トム

      +    |       -

---------------------------------------------------

プレゼン書きがうまい |  プレゼンをするのがへただ 

いい父親である      |  女といちゃつく

時間に正確である   |  服装がだらしない

           |  野暮

           |  趣味が悪い

             |  色彩感覚がゼロに等しい

           |  安っぽい服しか着ない







左の欄に書かれた言葉をひとつひとつ読んでいきますが、

どれもその言葉に、「自分が好きだ」という言葉を付け加えます。たとえば、



「プレゼンを書くのがうまい自分が好きだ。」という具合に。



それから右の欄に移動して、「自分が嫌いだ」という言葉を最後に付け加えます。



「プレゼンをするのがへたな自分が嫌いだ。」



という具合に、すべての項目に関してやってみます。





実は、このリストは、あなたがきらいな誰かについてのリストではなく、あなた自身に関するリストです。



本では、上記の例にのっとって、このような気づきが書かれていました。



「プレゼンを書くのがうまい自分が好きだ」「いい父親である自分が好きだ」「時間に正確である自分が好きだ」「プレゼンをするのがへたな自分が嫌いだ」「女といちゃつく自分が嫌いだ」「服装がだらしない自分が嫌いだ」「野暮な自分が嫌いだ」「趣味が悪い自分が嫌いだ」「色彩感覚がゼロに等しい自分が嫌いだ」「安っぽい服しか着ない自分が嫌いだ」



ジェームズさんがこれを読み上げた時に、いつも完璧な服装で決めている自分を見て、「外見が完璧でないと、不十分で、愛されるに値しなくて、何の価値もない男だ」と感じていることに気づきました。

トムさんは、どんな格好でも自分に満足しているように見えるので、それが我慢ならないと感じていたのでした。



要するに、他人の我慢ならないところは、自分自身の内側でまだ癒されていない部分なのです。

私たちが誰かを裁く時は例外なく自分自身を裁いているのです。



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自分が書いたリストをよく眺めてみてください。

(たいして時間かからないので、書いてみてくださいね)



ある人の嫌なところは、もしかして、あなたが誰かに対してしていることと同じだったりするかもしれません。



マイナスリストがたくさん出ている場合、区分けしてみると、だいだいなにが一番の根っこにある問題かが見えてきます。

この例の場合は、「そのままの自分では愛されるに値しない」という思い込みですね。



思い込みは、気づいたことですぐに手放すことができる人もいれば、「わかっちゃいるけどやめられね~」で、なかなか変えられない場合もあるでしょう。



すぐに変えられない人は、「この考えは思い込みであって真実ではない」と何度でも気づくたびに自分に伝えるようにしてください。

そして、大いなる存在が自分を導いてくれていることを信じましょう。



また、「自分が好きだ/嫌いだ」をつけて、プラスリストを読む時とマイナスリストを読むときの身体の感覚や気持ちに注意を向けてみてください。



マイナスリストを読む時は、身体が固くなったり萎縮したり、気持ちがくぐもっていくような感覚を得ると思います。

もし特に身体反応が大きい言葉があれば、それはあなたのネックになっている思いでしょう。

とても傷ついた経験があるとか、トラウマになっているとか。



マイナスに書いたことは、自分はそうなりたくないけど、そうであると心のどこかで思っている自分がいて、自分を裁いていることにも気づいてください。



それもあなたが作り出している概念です。



そう思って周りを見渡してみると、なりたい自分になるチャンスが盛りだくさんなことに気がつきます。



だって、あなたをいらだたせてくれている人は、「あなたは心の中にこんな思い込みがあって、それが今のあなたの人生を形成していますよ。それをそのままにしていたら人生変わりませんよ。変えたかったらその考えを変えましょうね」と教えてくれているわけです。



「ムカつく~!!」と思いながらも、「そうだ、教えてくれているんだ、ありがとうだね、感謝だね」と少しぐらいは思ってみてくださいね^^;



それでも、「わかっちゃいるけどやめられね~」で、どうして変えたがいいかわからない場合は、自分でしようとせずに天の神様にお願いしておきましょう。

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自我でがんばるのをやめると、大いなる宇宙の力が働き出します。

自分でできないのなら、宇宙の力を借りればいいのです。

そのエネルギーは無尽蔵にあるのですから。



ちゃんとお願いしないとそのエネルギーは動き出さないので、しっかりとこうなりたいんです!と伝えておきましょうね。



子供の頃に、サンタさんにプレゼントをお願いした気分でどうぞ~。



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