うそです。100万本はありませんが
明日のお花の講座のバラの花が余っているのでどなたか差し上げます。
でも加藤登紀子は好きです。
オノ・ヨーコと並んで、本当に美しい歳のとり方をしているなと思える日本人の一人。芯のある生き様と、強くたおやかな心の在り様が、そうさせるのでしょう。
本当のものは滲み出すから隠せない。かくありたいものです。
いつかこの星で自分のすべきことがすべて終わったと思えたときに、彼女のように音楽だけは携えていたいと思います。
そうすれば、すべて持って帰れるような気がするから。
全てを投げ打って、百万本のバラで広場に愛を画こうとした絵描きは、
果たして幸せだったろうか。
「貧しい絵描きは 孤独な日々を送った
けれどバラの想い出は心に消えなかった」
自分も人も、同時に温め得るものがある。
美しいものを誰かに届けたいという気持ちを持てるということ、それだけでもこの星にうまれてよかったと思えます。
花に託して想いを届けるというのは、ひょっとしたら宇宙で地球だけなのかもしれない。だとしたら本当に美しいことだ。
拈華微笑(手に持った一輪の花を静かに差し出し、微笑むだけで伝わるものがある)
いつか誰かに届けられる花を心に持てますように。
ありがとう。
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