朝起きると窓を叩くものがある。
見覚えのない、一畳ほどの巨大なビニールのぷちぷちが、ベランダで風とダンスをしている。
朝から不思議な来客。夜の間に迷い込んだのだろうか。
未来はいつも未知に満ちている…。
Yesterday is history.
Tomorrow is a mystery.
Today is a gift.
That's why it is called the present.
(Alice Morse Earle)
[意訳:昨日は歴史、明日は謎、今日という日は贈り物
だから「今」この時を、「プレゼント」と呼ぶ]
結局、未知なる未来を迎えるためには、今を生きるしかない。
人が死ぬ直前の後悔の殆どは、「あれをやっておけばよかった」だそうだ。
「やらなければよかった」と思うことは、実際は殆どない。
だとすれば、悔いのない人生を生きるためには、結局は出来る限り進むしかない。
「これをやっていいのだろうか」なんて言っている暇はない。
進む方向は最初から決まっている。ただ喜びの方へ。
魂の願いは喜びが導くから。生命の力とは喜びの力だから。
最初の生命がこの星に生まれて、「生きる」という体験をしたとき、その歓喜の爆発が呼吸となり、原始の海に酸素を生んだ。
今、地上に生きる全ての生き物は、等しく最初の生命の歓びの上に立っている。
そして生命の意図と願いは、その歓びを可能な限り宇宙に遍く拡げていくこと。
では私の喜びはなんだろう。
生きることを味わうこと。
その中で、より歓びのある体験を選んでいくこと。
自分の生きたいあり方、場所を創造していくこと。
それらはつながって、やがて一つの大きな形を創りだす。
この星を廻り、交わり、たくさんの意図と思いが、次の世界を形作るだろう。
誰もがそこに参加している。
今はたとえ、取るに足らない小さな者だと信じていたとしても。
では何を目指せばいい?
どのようにして為せばいい?
尋ねなさい、あなた自身に。
尋ねなさい、すでに知っている者に。
心地良い風、深呼吸できる空気、美しい水、樹々、木漏れ日、音楽、笑い、仲間、家族、愛する人達、つながり、不安のない世界、明日に希望のある毎日、自立、智慧、尊敬、分かち合い、満ちていて、ただ呼吸するだけで完全に静寂と平穏に満ちた幸せな時間…
最初の生命がかつてそうあったように。
私は居心地のいい世界を創りたい。
それを皆と分かち合いたい。
その方法はすでにある。
いくつもの言葉と多くの口を借りて、すでに語られている。
探し、受け取り、始めなさい。
歩き出せば、進みだす。
あなたが始めれば、その創造にもう一つ力が加わる。
小さな始原の生命が、その歓びからこの星を美しい星に創り変えたように。
喜びに導かせて、それぞれが小さな力のままに、大きなことを為しなさい。
生きることの体験は、それを越えてより大きな生命の目的につながる。
そのときに、お前は自分の生まれた理由を知るだろう。
・~・~・~・~・~
あれ、いつのまにハイアーセルフにつながって、観想(テオリア)になってた。
そういえば先月、上のような疑問に答えるチャネリング交流会@逗子を行った。とても密度の濃い時間。
この交流会は、上の文中で言うと、「何を目指せばいい?」の部分を掘り下げる作業に当たる。 (What,Where,Why)
このWhat(何を)の答えは、自分で見つけなければいけない。
そしてこの部分をサポートするのが、今の自分の仕事だと思っている。
これらの問いは、自分のハートとスピリットに尋ねれば、喜びをその標として導きと理解を得られる。
そしてそれだけは自分で受け止めなくてはいけない。
対して、現実的に未来を創る方法としては、例えばその夜に伺った田中優さんのお話会が「どのようにして為せばいい?」(How)に答える部分。
[参考] 動画【田中優さん緊急講演会】 ブログ【田中優の'持続する志'】
「尋ねなさい、すでに知っている者に」
そう、How(どのように)の問いには、求めれば多くの場合、すでに適切な答えがある。
だから私達は焦らなくていい。それほど怖れなくていい。
ただ求めること、手を伸ばすこと。自分の内と外に。
そうすれば求めるところに辿り着ける。
それは内にも外にも、すでに在るのだから。
たくさんの迷いや疑問の中で、自分のもっとも大きな喜びを見つけられたら、そうあるように、そこを目指すように生きたらいい。
でもそれが見つけられないときは、自分の真ん中に降りていくこと。
自分の真ん中は、宇宙の中心につながっているから。
宇宙の源は、それぞれのスピリットを通して叡智を共有している。
私達はそれぞれの心を覗くことで、それを窓として叡智を受け取れる。
より大きな意識の自分が知っていること、受け取っていることの大きさを知れば、人は恐れる必要はなくなる。
人間はとても大きな可能性を秘めている。
人々が自覚して、未来を選ぶようになったら、どんな未来も創造できる。
そのためには動機が重要だ。
恐れではなく、自らの中の最も大きな喜びに従うとき、人は最良のヴィジョンを創造できる。
自分の真ん中にあるものが何かを知ろう。
それを皆と分かち合おう。
皆がそれを分かち合うとき、この星は喜びのネットで網の目のように包まれる。
生命のエネルギーは歓びのエネルギーだ。
始原の生命が歓びでこの星を包んだように、人間の意識は今つながろうとしている。
命の力、意識の力、魂の力が、自覚されて活用されるとき、最良の創造に向かうとき、人類の意識は目覚める。
そしてそれが惑星の意識と同調するとき、この星の夜が明ける。
さて、どのように(How)それを為す?
まずは知り、集めていこう。一つずつ。
・~・~・~・~・~
ところで前回、地震と原発事故のために実現しなかった幻の企画が、
お蔭様でこの度日の目を見ました。
おそらくこういったことを話すのではないかと思われます。
5/28(土) 地球・交流会~2011
葉山にある、海の見える素敵なお部屋を貸してもらえることになりました。
大きく動く世界の中で、ますますハードルは高くなった感じですが、精一杯楽しんでやってきます。
よろしくおねがいします。
ありがとう。
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