クラニオ効用







今週末にクラニオワークショップやります。



ボディワーク、エネルギーワークって何?って人も是非知っておくといいスキルと考え方です。



どういうときに役に立つかという例が、ちょうど昨夜あったのでシェアします。

ちょっと痛い話ですので、苦手な人はここでストップ。





昨日料理をしていて、右手の親指の甲をざっくり切ってしまいました。

しかも鋭利な刃物ならまだよかったんだけど、ラップの箱に付いているギザギザした刃の部分で。

思いっきり手を引いちゃったので、ザクってやったときにやばいなって言う感じがあって、すぐに処置しました。



まず、外から入ってきた外傷エネルギーが、傷の組織場の中に留まっていると、治りが遅くなるのでそれを開放します。



当然、急に傷つけられた組織はびっくりしている状態です。

だんだん痛みが指から腕、肩の方へ拡がってきています。



もう片方の手で指を包み、速やかにティッシュ等で止血します。

痛みをもたらしている親指の組織の状態を感じながら、そのエネルギーが身体の中に留まってしまわないように、外に解放されるのを手伝ってあげます。



このとき生命の持つ生体リズム(クラニオセイクラルリズム)に従って、その満ち引きに沿って生命エネルギーの呼吸を促してあげると傷の回復が早くなります。

生命エネルギー(プラーナ)によって、身体を形作っている生命場がよりはっきりし、自分の形を取り戻そうとする働きが活性するからです。



直後の処置のおかげで、傷のため熱を持ってざわついていた指も落ち着き、程なく血が止まりました。

絆創膏を張るとほとんど痛みもなく、安定して回復に向かっている感じです。







(ちょっと詳しい説明)

人体の治癒システムは、傷を作ったエネルギーが身体組織をそれ以上害さないように、自らの生体エネルギーでその外傷フォース(力)のエネルギーを包み込んで巻き取り、不活性状態の渦として、その組織場に固着します。

この不活性のエネルギー渦をイナーシャルフォークラムと呼びます。



そして、それを支えるのに十分な生命エネルギーを確保できる安全な環境が得られたときに、その渦に巻き取ったエネルギーを解放します。

この渦は不活性なので、それがたくさんあると、その組織に十分な生命エネルギーを供給するのが難しくなることがあります。

従って外傷等の場合、なるべく早い段階、傷ついた直後にその解放を促すことが非常に治癒の助けになります。

イナーシャルフォークラムはトラウマ等の心的外傷の場合にも生じます。



生命は第一次呼吸と呼ばれる、生命エネルギー(プラーナ)の呼吸を行い生命活動を維持しています。

この呼吸には、潮の満ち引きのような独自のリズムがあり、これは訓練することで知覚することが可能です。

これは主に、脳と脊髄を包む硬膜内の脳脊髄液の中に表れることから、クラニウム(頭蓋)とセイクラム(仙骨)を繋ぐ硬膜システムの名前を取り、クラニオセイクラルリズムと呼ばれます。



このリズムを知覚し、その満ち引きに意識を沿わせることで、この生命エネルギーの呼吸を活性することが可能です。

それはちょうど、母親の注目を十分に得ている子どものように、身体のシステムと、生命存在が勇気付けられ、活力を取り戻すのに似ています。







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そんなわけで、今週末このワークショップです。

よろしくおねがいします。





 5/13(日) クラニオ1dayワークショップ



僕のワークのベースの一つとなっている、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスという技のご紹介と体験ワークショップです。



クラニオセイクラルワークは、生命の持つ根源的な命の息吹(ブレスオブライフ)と、その肉体的な顕れである原初呼吸運動を触診し、生命のリズムと共に、体の持つ内なる宇宙の深みへと誘う、瞑想的な静けさと、ダイナミズムに溢れる奥の深いワークです。



このワークの個人的な体感としては、体のデフラグと最適化が行われる感覚があります。

切れなくなっていたスイッチを一旦オフにして、心身にたまっていたものをクリアにします。

その上で、生命の根源的なエネルギーの温泉に浸かって、充電されて戻ってくる感じです。

リフレッシュとメンテナンスワークとしてお勧めです。



1dayなので、午前を座学、その概要と基本説明とし、午後はできるだけ体験できるよう、施術ベッドを使った交換セッション形式の実習をメインにします。

その他、より体験的にコンセプトを理解できるよう、工夫を織り交ぜようと思っています。



(※本WSはイントロダクションです。ご自身やご家族、お友達にしてあげるのは構いませんが、セラピストして施術できるようになるということを保障するものではありません。さらにスキルを深め、プロとして行っていきたい方には、お勧めのコースを紹介します。)





■時間: 5/13(日)

      10:00~17:00pm

      (お昼休憩あり)



[内容】

・クラニオセイクラルとは

・コンセプト、歴史

・治癒プロセス

・タイドモーション

・ブレス・オブ・ライフ



実習

フィールドエンカウンター

プレゼンスとニュートラル

生命、存在との出逢い

気付きをもって傾聴する





■参加費:¥10,000



■定員:6名



■持参するもの: 大きめタオル 筆記用具 楽な格好 水等



■場所:旅人の樹



■※お申し込みは「メールフォーム」よりお申し込みください。





 『スティルネスと呼ばれる体験のなかで、根源的な呼吸に浸ります。

それはとてもゆったりとしていて、まるで、永遠の広がりのなかで身体を休めているようです。

この体験はとても瞑想的であり、心と体の枠を超えて私たちの潜在的能力とそのエッセンスにつながることができ、健康と健全さを引き出すことができます。』 

CRANIOSACRAL HEALING ART より抜粋)



















 

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