道志~富士 かんながらの旅







昨日はここのところ毎年の恒例の夏至の大祓え滝行に行ってきた。

台風一過の翌日。空気が清んできれいな朝。



今年は内的にも社会的にも特に動きが大きそうなので、しっかり準備してこようと思ったのだけど。

さすがに台風直後で水量も多く、ダム放水中で川に入れる感じではない。

上流に残土を入れている場所があるらしく、今日は水に混じって土の塊が濁流と共に落ちてくる可能性があるので、さすがにプラン変更。



道志川を遡り、同行の宮田さん等のお勧めの川まで移動。

川の中に所々できている、小さい滝でプチ滝行してきた。

川に入るだけでとても気持ちよく、皆こどもに戻って探検。

Boysはさらに上流まで探検し、広い中州のような空間を見つけて全裸で吼えてたりしてた。



それぞれてんでばらばらに、好きな方向を向き、好きに過ごしている。

誰も同じものを見ていないのに、同じ空間にいて、なんだかまとまっている。

上の一枚は今回のパーティー(一行)の様子をよく表している写真だなと思った。



それぞれがそれぞれの歓びの中心にいて、矛盾なく素直でいれば、周りや全体と最も調和していられる。

中心にいる、センタリングする、率直に生きるとはきっとそういうことだ。



名古屋の方から来て先日までうちに泊まり、クラニオワークしていった剣太郎さんが、今日は河口湖方面に夕方から向かうと言うので、そのまま送って行こうということになった。



他のメンバーと剣太郎さんは今回初対面。

不思議なご縁が導いたこの流れが、ちょっとした大きな旅の始まり。



道志でおすすめのお蕎麦をいただき、アゲの大きさに驚き、

途中で富士洞穴を見つけては、立ち寄り寒さに凍え、

浅間神社があるといってはお参り散策し、

ようやく河口湖駅に着く。



すると剣太郎さんが乗るバスは1時間後だという。

1時間あったら目的地の本栖湖まで行けちゃうのでは?

行く?

行っちゃう?

行こうか。



そんな感じでそのまま全員で本栖湖まで移動。

これが正解。旅はいつもかむながら(神ナガラ)。

流れに任せて導かれて行けば、最良のギフトが与えられる。



素敵そうな湖畔の景色を見つけては降りて遊び、

千円札の富士の写真のスポットを見つけて降りて写真を撮る。

本栖湖の水や風がとてもきれいだったので、夏にまた来ようと約束をする。



龍のように山間に横たわる雲の上に、

傘を脱いでいく富士の影。

雲が開き始めた夕景の色彩の中で、

世界が神様のパレットを覗くように変化していく。

なんかもうおなかいっぱい。



彼を目的地に下ろし(夏至から4日間かけて、南米のシャーマンと富士を旅するワークショップの通訳をするそうだ)、帰りにホウトウでも食べて帰ろうかというところで日が暮れる。



充実した一日だった。

きっとこれからもっともっと手放した生き方になる。

与えられたギフトをありのまま受け取り、流れのまま行こう。





ありがとう。



















 





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