螺旋の中点



ここのところ月1ペースで家族参加している愛知県新城市の大地の再生プロジェクト。
今回もとても濃密でした。
(写真は焚火広場に置く椅子を、丸太から切り出している所)

本当はその時書いた方が新鮮な文章が書けるのですが、今回は要点だけ。
経緯は全部端折るけど、すごい御爺さんに逢ったのです。

山の中でとても豊かに暮らしている陶芸家さんでした。
何十年か前にテント一つで山に住み着いて以来ミラクルの連続で、今では県立公園内に依頼されて住んでいるようです。
なんというか分厚い一枚板があらゆる所にふんだんに使われた重厚なおうちでした。
行き届いた美意識。とても豊かで美しい空間。

屈託ない笑顔の作務衣の御爺さんが、宇宙や人生の真理を笑いながら語ってくれました。

心に残った話はいくつかあったのですが、これは残しておかねばというのがゼロポイントの話。
何となく波動の上昇って、螺旋を昇って行くといつの間にか次のフロアに至るようなイメージを持っていたのですが、違いました。
今回とても腑に落ちる理解の構造モデルをもらえました。


【要約】
振り子の振れ幅の一杯々々まで、両極を体験すると、そのどちらでもない完全な中点に至る。
その完全なニュートラルになったときに葛藤がなくなり、自然に次の意識レベルに昇華する。
つまり両極を知り、さらにそこから離脱して囚われがなくなったときに、自分のいる場所が上昇する。

螺旋階段ではなく、各フロアを真ん中で貫いているエレベーターがあるというイメージ。
そこに乗れるためには、状況に反応している我の囚われから完全に自由である必要がある。
中点を得ることが、螺旋の昇華のためのキー。


仏陀の云う中道とはこの事かも知れないと思いました。
ここ数日なんだか人生が加速してきた感があります。

今日はちょっとこれから集中して瞑想します。










0 件のコメント :

コメントを投稿