立春のメッセージ



節分ですね。
冬土用が終わり新しい一年の始まり。

今日はお花ワークショップだったので、僕もお花を生けてみました。 
出回り始めた桜やミモザに触れると、もうほんの少し先にある春の訪れを感じます。 

季節の廻りの中で、去るものと迎えるもの。
積み重なったページに挟んだ栞のように、その花の色と共に思い出す景色があります。
その連なりと巡り合わせはきっと、とても豊かで美しい、宇宙の祝福だと思うのです。 

この立春が、あなたにとっても豊かな季節の始まりとなりますように。




【立春のメッセージ】

光の訪れを感じてください。
それは空から降り注ぐ光ではなく、あなたのハートの中心を通ってやってきます。 

ハートの門が開くことを恐れずに進んでください。
あなたの魂を閉じ込めてきた、自我の殻がもうすぐ剥がれ落ちていくでしょう。 

我に囚われて固執すれば、最良のタイミングで物事が移り変わることを妨げます。
花の開花や季節の廻りに相応しい時があるように、内なる自然が促すタイミングに逆らわないでいてください。 

もうすぐ冬が明けます。
枝の中で春を待つ小さな蕾のように、ただその時を信頼してください。

全ては完璧なタイミングで与えられます。 
たとえ見えなくても、知ることも備えることさえできなくても、ただゆだねてください。

心から恐れとコントロールを完全に手放したとき、その開いたスペースへ、天の祝福とギフトは流れ込みます。 
心を覆っている恐れの靄を払いましょう。

あなたの現実を溢れさせている、心配への備えから解放されましょう。 
重い思いを手放して、宇宙と自然の理に乗るとき、その浮力があなたを次の岸辺へと運びます。

今はただ、来るべき季節に咲く蕾を、あなたの中に暖めて待ちましょう。









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