【愛に対して要求や期待や条件を持っているなら、現瞬間の中で愛することはできない】
私たちはエーテル体を夢の中でしか
知らないため、もしエーテル体が
緊張しているとしたら、
夢は悪夢になる。
今や夢の中でさえ、
あなたは緊張している。
その緊張はあなたを追いかける。
エーテル体における第一の緊張は
欲望の充足に関係している。
私たちにはみんな愛の夢がある。
セックスは生理的だが、
愛はそうではない。
愛は第一身体、
フィジカル体には全く関係なく、
第二身体エーテル体に関わっている。
だが、それが満たされないと
そのためにフィジカル体さえも
病むことになるかもしれない。
フィジカル体だけが
満たされるべき要求を
持っているわけではなく、
エーテル体もまた
要求を持っている。
それには独自の飢えがあり、
それもまた食物を必要としている。
愛がその食物だ。
私たちはみんな愛について
夢見つづけるが、
決して愛の中にいない。
誰もが愛を夢見る。
それがどうあるべきか、
それが誰とのものであるべきか…。
そして
誰もが欲求不満におちいっている。
私たちは欲求不満になって、
未来を夢見るか、
過去を夢見るかのどちらかだ。
だが、私たちは
決して愛してはいない。
エーテル体には
別の緊張も存在する。
だが愛は最も容易に
理解できるものだ。
現瞬間の中で愛することが
できるとき、
エーテル体に無緊張の状態が
生み出される。
だが、
愛に対して
要求や期待や条件を
持っているなら、
現瞬間の中で
愛することはできない。
なぜなら、
要求や期待や条件は
未来に関わっているからだ。
現在と言うのは私たちが
語りつくせるものではない。
それは、今あるそのものだ。
だがあなたは未来について、
それがどうあるべきか
期待を持つことができる。
愛もまた『べき』になってしまう。
それは常に
『あるべきもの』に関係している。
愛が期待や要求ではなく、
無条件なものになって初めて、
現在の瞬間に
愛に満ちていることができる。
そしてまた、
ひとりの人にだけ
愛情深くあり、
他の人にはそうでないとしたら、
決して現在の瞬間に
愛することはできない。
愛が関係であり、
心の状態でないなら、
現在の瞬間に
愛することはできない。
とても微妙ではあるが、
それもまた条件だからだ。
私があなただけに
愛情深くなれると言うなら、
あなたがいないときには
私は愛していない。
23時間は愛のない状態にあり、
あなたといる１時間だけ愛がある。
こんなことは不可能だ！
ある瞬間に愛のある状態に
あることができないなら、
他の瞬間にも
愛の中にはいないのだ。
【Oshoの言葉】
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