図らずも一人の時間を与えられ、緩やかに静かな時を過ごしています。
あまりに心が穏やかなので、この時をくれた妻子と宇宙に感謝が溢れております。
こういうのって前にもあったな。
二十年近く前、私以外の家族が全員海外にいて、年末年始を一人過ごす事になった年があった。
元来お節も親戚付き合いも大嫌いなので、正月を全て自分を調えるのに使おうと決めた。
大晦日に思い立って、3日以上の断食を初めてした。
正月3日目の深夜、遊びに来ていた友人が絵を描いてる横で、私に活元(躰が自身を調律するために自然に起こる自律整体運動)が始まり、面白そうなので動くままにさせて観ていた。
明け方まで続いたそれが収まる頃、猛烈な吐気と共に、何も入っていない胃袋から何か形のない黒い気玉を吐いた。
以来、チャネリングと呼ばれる見えない者たちとの交流が始まった。
最初に話しかけてきたのは、私のスピリットの姉だという、天使のクレアという女性だった。
曰く、貴方が設定した時が満ちたので、生まれる前に描いたバースヴィジョンに従い、地球を癒す活動を始めるときだと云う。
言われて思い出す記憶には、確かに地球を見下ろして決めた強い思いがあった。
そうか、確かに決めたな。ならやるか。
という感じで、感じるままに施術するスタイルが確立していった。
ちょうど先月から整体サロンを自宅開業したばかりだった。
必要なことは全部導かれている。
そこから宇宙を信頼するのにあまり抵抗がなくなった。
このなんだかよく分からないけど知っている、内側から来る智慧に全てをゆだねる感覚は、以来ずっと私を導いている。
思考や心配事にのまれて軸を失った時ほど、ここに帰らねばならない。
ちょっと生活に意識を取られ過ぎていたなと自戒する。
自分が誰かを思い出そう。
愛のあるロクデナシよ、愛すべき変人たちに囲まれて、誰の物差しにも従わず、笑いながらただその生を謳歌せよ。
俺は地球に生活しに来たんじゃない。遊びに来たんだ。
最大の愛を表現して、自分の中を入れ替え続けろ。
水が濁るなら溢れていないのだ。
守るな、離せ。
空っぽになるまで手放すなら、無限に触れられる。
最大の可能性はいつだって空(くう)だ。
それが愛ってもんだろ。
手放したまま、飛び込んでやろう。
開いたまま生きれば、地球を開けるのだ。
いつだって、自分の内なる心が、世界を創ってきたのだから。
旅人の樹と名付けた、このサイキックヒーラーの活動も、折り返し加速していく気がする。20年目。
初心に返って年末まで暫く断食するよ。
ワクワクを研ぎ澄ます時間を持つ。
圧倒的に日々を愛しみ、ただ"そう"であろうとすることにゆだねる。
ひょっとすると、祈りを生きるってそういうことかも。
ではまた来年お会いしましょう。
0 件のコメント :
コメントを投稿